石灯籠が灯る神社の涼しさ。
里木神社の特徴
笠岡市船穂町に位置し、歴史ある鳥居が印象的です。
祭神は簀狭之八耳神で、江戸初期に再建された貴重な神社です。
常緑の林が広がり、涼しさを感じながら参拝できます。
岡山県神社誌によると祭神は「簀狭之八耳神(すさのやつみみ)」となっていて、創建は慶安四年(一六五一)ですが、祭神は「アシナヅチ・テナヅチ」の事の様ですから、元々は神社があったものが無くなって久しく伝承だけが残っており、江戸初期に再建したと思われます。アシナヅチ・テナヅチはクシナダ姫の父母ですから、素戔嗚尊からみれば義理の両親にあたります。またアシナヅチは大山積(オモタル=イザナギ・イザナミの前の「倭の君」)の息子と思われ、中国地方は大山祇系の支配地域だった事を伝えるものと考えられます。私の研究では素戔嗚尊は天神の系譜ですが地神に転じて居ることから、地神の大山祇系へと婿入りしたと思われ、岡山市の「國神社」も素戔嗚尊の息子達がいた離宮だと思われますから、併せると中国は地神系の支配地域だったと考えます。(中国地方に「地神」の石碑が多いのは、この影響が残っていた為と考えています。)婿入りした理由はアシナヅチがイザナギ・イザナミの前の「倭の君」である事に由来すると思われ、出雲は大山積(オモタル)の支配地域を素戔嗚尊が継承したとみることが出来るからです。龍海。
こじんまりとした神社でした。狛犬だけが新しい。最近、作り替えたのかな?
鳥居から拝殿まわりまで、常緑の林が蔚然として涼しさがある。私が参拝したのは春先のまだ寒い時期でしたが、デフォルトの寒さとは違う『心地よい涼しさ』を感じました。
名前 |
里木神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
086-522-4017 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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日中でも石灯籠に明かりが灯っていたので、夜来ても良さそうな雰囲気を感じました。