異次元の雰囲気、鎌倉古道散策!
鎌倉街道上ノ道の特徴
鎌倉街道上ノ道は異次元の雰囲気を醸し出している。
50年以上前の歴史を感じる古道の趣を楽しめる。
鎌倉から武蔵西部を経る重要な古道の一部である。
50年以上前、小学生の頃、この付近に住んでいた同級生のところへ遊びにくると、この古道(現在は農道となっている)の辺りで何の気無しに遊んだものだった。勿論その時はこんな石碑があるとは思いもせずに。農道から横に入った奥に日枝神社があるのだが、石碑群はその曲がり角にある。5体のうち形を留めているのは2体だ。まずは左手の文字と三猿だけの庚申塔だが、右面には、嘉永元申年八月吉日(1848年)左面には、相刕鎌倉郡 下飯田村とある。また、台座には、付近に今もある旧家の苗字が見える。次は右手の青面金剛で、よく見ると足元に鬼が彫られているようだ。左面には、天明八丙申十一月吉日とあるようだが、天明8年(1788年)は戊申であって、丙申ではない❗前後の丙申は、安永五(1776)と天保七(1836)だが、刻字はそのどちらでもなさそうだ。ということは、干支間違いなのだろうか?他の3体はかなり崩壊してしまっている。奥にある日枝神社の手前には、祠と大正期の馬頭観世音もある。祠には、これも付近の旧家であるみの口の姓が見られる。因みにこの場所から50m程のところには、江戸時代の俳人とされる「美濃口春鴻 縁の地 」とされる大きな屋敷がある。
鎌倉街道には上道・中道・下道という3つの主要道があり、上ノ道は、鎌倉から武蔵西部を経て上州に至る古道で、鎌倉-瀬谷-本町田-府中-所沢-入間-笛吹峠-山名-高崎のルートだったとのことです。横浜市泉区の境川に沿ったこの道も鎌倉街道上ノ道の跡だそうで、源頼朝が鎌倉入りをした時に通った道とされています。
名前 |
鎌倉街道上ノ道 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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この場所だけ異次元な雰囲気です。訪れる価値あります。