土塁跡と小川の絶景探訪。
扇谷上杉家糟屋館武者走り土塁遺構の特徴
産業大学の裏手に位置し、土塁跡が残る歴史的遺構です。
意外にも高速道路が近く、静かな小川が流れる景観が魅力です。
発掘調査が行われ、地面が丁寧に調べられている様子が見られます。
土塁の遺構なのかは不明だが、なんらかの発掘調査がなされているように丁寧に地面が調べられていた。(2022/4時点)
糟屋館の外堀から立原(館原)に上がる犬走の地形や土塁、帯曲輪が崖地に残るが教育委員会は未調査。黒岩神奈川県知事の在任中に県道バイパス建設が進み外堀は道路化されたが、その直ぐ横の崖地の城址は未調査のまま。城址発掘調査は2015年に行ったが、肝腎の城址残存部である舌状台地の壁面は未調査のまま。2015年の調査としては昭和初期に既に農地改良の為に削平された立原や大門や湯殿入辺りの土地しか行われなかったが、当然ながら遺構が出る訳も無い。更に関東における平山城の先駆けである糟屋館は伝承から巨大な規模を誇っていたのが伝わっているにも関わらず、発掘調査チームには一人も城郭専門家を入れていなかった。このまま建設が進むと未調査のまま、残る壁面の帯曲輪群や武者走りや一部の土塁も掘削されてコンクリート擁壁に変えられてしまう懸念がある。・・・2018年1月書く。
名前 |
扇谷上杉家糟屋館武者走り土塁遺構 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.3 |
周辺のオススメ

産業大学の裏手、工事中の高速道路の側道沿いに土塁跡と思われる土手と小川が続いています。高速道路工事が始まっていたので土手上の発掘調査は終わったのでしょうか?遺跡の公開整備はしないのかな。