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本堂前に、忍性上人が使ったといわれる薬草をすり潰した茶臼と石鉢があります。かつて極楽寺の広い境内には 病舎、癩舎療病院などの医療・福祉施設が点在し、5万人以上の人が極楽寺の慈善事業の恩恵を受けたそうです。人々は忍性を生き仏として崇め、 没後、菩薩の称号が贈られたそうです。石臼の後ろの案内板には、「開山忍性菩薩が施薬悲田院、癩病所を設けた折に使用されたものと伝えられる。往古社会救済事業をなした極楽寺の貴重な遺品の一つである」と書かれていました。忍性上人は、ハンセン病患者の救済などに尽くし、誰も近づこうとしなかったハンセン病患者を毎日背負ったという話が伝わるなど、「興法利生」(仏法発展と生命あるものに尽くすこと)を実践したそうです。