君が代のさざれ石、源氏池の畔に。
さざれ石の特徴
国歌君が代に出てくるさざれ石に感動です。
源氏池の傍にあるさざれ石が印象的でした。
君が代の歌詞を思い起こさせる場所です。
君が代に出てくるあのさざれ石です!近寄って見ると、見たこともないような形で、見応えがあります!
中学生のころ、音楽の先生が「君が代では小石が岩になるって詠われているけど逆だね」と話されていました。確かに理科の授業では、上流の大きな岩が下流へ向かうにつれて砕かれて小さくなると習っていたので、変だなと、ずっと思っていました。鶴岡八幡宮を初めて訪れたとき、さざれ石をみて、あぁ、こうゆうことだったのかと、妙に納得したことを覚えています。石灰石が雨水で溶解されて生じた乳状液が、小石を凝結して大きな岩に成長したそうですが、実物を見ないと、小石が岩になるとは思わないですよね。
国歌に出てくる『さざれ石』です。
これがさざれ石か!石なのか!なんか見たことある!っと思った。建築現場でミキサー車からこぼれて地面に付いたコンクリートと石達だ!それの大っきい奴だね。
君が代で登場する「さざれ石」。立派なさざれ石を間近で見れます。歌にあるように、小石等が結集して、大きな塊になり、岩になるという表現がありますが、実物のさざれ石をみると、「どうなんだろう?」と好奇心が湧きました。
源氏池の畔には、国歌「君が代」に詠まれている「さざれ石」が置かれている。石灰岩が雨水で溶解され生じた乳状液が、小石を凝結して岩のように多きくなった。正式名称は「石灰質角礫岩」。1961年、岐阜県春日町で、小林宗一氏によって発見され、1977年に岐阜県の天然記念物に指定されている。鶴岡八幡宮のさざれ石は、1981年に発見者小林宗一氏のご子息文治氏より奉納されたもの。毎年、正月15日には、さざれ石の前で左義長神事が行われる。
さざれ石と聞くとやはり国家、「君が代」の歌詞が浮かびます。君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまでこの和歌は古今和歌集の詠み人知らずから採用されたのだとか。君が代の歌い出しの部分は元々は「我が君」と詠まれていて、特に君主と言う意味合いではなく、身近な人の事を指していたようです。さざれ石と言うのは小さくて細かい石(石灰石角礫岩)それが大きな岩となり、苔の生えるまで繁栄するようにと言う解釈をします。様々な意味合いがあるようですが身近に仕えるご主人の末長い健康を願ったり、恋人同士の永遠の結び付きを祈る和歌でした。そして時代と共に「君」は天子とか帝を意味するようになっていきます。鎌倉時代からおめでたい歌として様々な階層に人気がありましたが、明治2年(1869年)に大山巌が天皇陛下の臨席する儀式用の歌として採用されました。君が世は短い歌詞の中に日本国の象徴である天皇陛下を敬い、日本人が平和を願いながら一致団結し、子孫繁栄する姿がよく表現されています。さざれ石は岐阜県春日町で小林宗一郎氏により発見され、天然記念物となっていますが、鶴岡八幡宮のさざれ石はそのご子息から奉納されました。岐阜県揖斐郡には発祥となったさざれ石公園があり、さざれ石はその他、諏訪大社、勧修寺、護王神社、千鳥ヶ淵戦没者墓苑等各地にあります。
名前 |
さざれ石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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2023.7 奉納された岐阜県産の「さざれ石」。ちょっと目には、打設に失敗したコンクリートに見えなくも無いが、小石に、他より溶解した炭酸カルシウムが染み込み、固化した紛れもない天然の巌。出雲大社にもあったが、出来れば国歌「君が代」を習う、小学生時代に見たかった。