弘法大師の築造、日本最大の満濃池。
満濃池の特徴
弘法大師空海が築造した日本最大の農業用ため池であること。
東京ドーム12.4杯分の広さを誇り、周囲約20キロもある大規模な池。
かりん亭で四国堰堤ダム88か所巡りの第76番札所ハンコが預けられている。
日本最大の農業用のため池❗東京ドーム12.4杯分は凄いな🤗
西日本を代表する溜め池です。総貯水容量は1,540万立法mとかなりの規模で、池というよりも湖のような雰囲気です。私自身もお気に入りの観光スポットで、一年に一回は必ず訪れます。近年、池を一周する遊歩道が整備されたためにさらに見どころが増えました。ただし池南側の旧ゴルフ場を経由する場所は、かなりアップダウンが激しいルートです。急な坂も多いため、ストックなどがあるといいかもしれません。あと最近まで知らなかったのですが、心霊スポットの名所らしいので、真夜中などに行くことはおすすめしません。
四国堰堤ダム88か所巡りの第76番堰堤札所ハンコは手打ちうどんのかりん亭に預けられている。営業時間に注意。
司馬遼太郎の小説”空海の風景”は、平安時代に空海の指導の元、この池が開闢されるシーンから始まる。読んでからずっと行きたくて、この度琴平に行ったついでに2時間ほど歩いて行ってみた。大変スケールが大きく美しい景色と、この池の歴史の重みに感動した。
無料の駐車場あり。食事処あり。まんのう町カリン会館で満濃池の歴史に触れられます。(2022年6月12日)
まあ大きな溜め池。湖と見まがう。堤防の森が霞んで見える。聖武天皇時代に建設したこの池が洪水を引き起こす。空海が祈祷と同時に科学的知識を駆使して修復した。池の底の中心部を小高く盛り上げて水圧が分散するようにした。更に、池の内壁を補強。空海の偉いところは祈ることだけでなく、自然科学も利用したところ。尚、ご参考までに。弘法大師とは尊称であり、死後86年経って与えられた諱(いみな)。本人も知らない。だから、空海がこの溜め池を修築した。空海の本名は佐伯真魚(さえきのまお)。堤防から階段で上がった所に「かりん亭」があり、うどんが食べられる。そこは昔は喫茶店で夏、アイス珈琲やアイスティーを注文すると、扇形に切った食べごたえのある西瓜が付いてきた。
別格二十ヶ寺をスタート地点。あいにくの雨だったので綺麗だろう、と、いう景色は見れませんでしたが、ワンコの散歩はお勧めします。
そこらのダム湖より大きい。間違いなくうちの近くのダムは負けてる。子供の頃に親と一緒に来た時は、近くで婦人会か近所の農家さんっぽい人達が色々売ってた。その時に買ったイチジクジャムは凄く美味しかったなぁ。
22年8月末満濃池、水が少ない。駐車場は広いです。
名前 |
満濃池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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弘法大師空海さんのゆかりの地。当時、唐から持ち帰った技術を用いて沢山の人や労力、物資が動いたかと思うと感慨深い。現代にも通用するアーチ式の技術が堤体に用いられ長年人々の生活を守ってきたかと思うと宗教を超えたマルチクリエイターぶりを感じる偉業のひとつ。ー以下追加文ですー最初の訪問から約一年後の2025年3月23日に再訪し、この時の画像を追加しました。前回より水位が低くなっており二つの島が繋がっていました。堤の斜面から下りて前回は水没していた地面を歩いて目の前の島に登り、周囲の簡単な散策が出来ました。護摩壇石霊場と刻まれた石碑を発見し、1200年も遙か昔に自分が立つ同じ場の近くに弘法大師が存在し修法したことを思うとただただ途方もない輪郭のない時の彼方をしばらくぼんやり見つめるような感覚になりました。来て良かったです。