延宝五丁巳の歴史、庚申塔を訪ねて。
ガソリンスタンドの前の庚申塔。右側の舟形庚申塔は如来像が彫りこまれているが、とにかく両サイドの文字が読めないため詳しいところが分からない。まだ信仰対象の定まっていない江戸初期のものと想像する。左の文字塔には、場所は鎌倉郡中和田村とあり、文化十三年か文政十三年か、1800年代初期のもの。
| 名前 |
庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
4.5 |
| 住所 |
〒245-0024 神奈川県横浜市泉区和泉中央北5丁目12−1 |
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右の塔は左手に延宝五丁巳とあるので1677年の建立のようです。右手にも確かに願主等の文字はありますが読みきれません。一方、左の庚申塔にはくっきりと文化十三子歳とあるので1816年建立と思われます。そして「和泉中村」と呼ばれていた地域の講中によるものですね。ちなみにここから300mほど離れた場所に、「和泉中村町内会館」が今も存在しています。