もみじ街道の美しき庚申塔群。
馬頭観音と庚申塔群の特徴
和美峠と下仁田の美しい『もみじ街道』沿いに位置します。
清流と田畑に囲まれた長閑で朴とした集落にあります。
美しい山々に囲まれた庚申塔群をお楽しみください。
2022/4/25清流、田畑、穏やかな山々、長閑で朴とした美しい集落にある庚申塔群です。県道に面していて駐車スペースは近く県道沿いにあります(落石注意)。トイレ無し。庚申信仰というのは地元の方に聞いても具体的明確なお答えが中々頂けない漠とした信仰という印象です。庚申は十干十二支の干支の一つで(かのえさる)、その日やその年に行われる習俗が信仰へと発展しました。奈良、平安、鎌倉、室町の時代には貴族や公家に信仰されていましたが、江戸時代以後一気に庶民に浸透していきます。彼等の素朴な幸せへの希求から、既存の宗教や神と習合を重ねて行きました。国民の多くが農耕に従事していた頃には、日照や雨乞い、五穀豊穣、家内安全などが祈願の中心でしたが、次第に商売繁盛などが加り今日に至ります。まさに庶民により育まれた地域に根差した民間信仰と言えます。
| 名前 |
馬頭観音と庚申塔群 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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和美峠と下仁田を結ぶ通称『もみじ街道』を南下します。『鏑川』に沿って走っていると『庚申塔』他、沢山の『石碑』『石仏群』が見えました。舗装道路が構築され、村はずれにポツンと佇んでいた様な『石仏』などを一ヶ所に集め合祀しています。三面六臂の『阿修羅像?』など『仏教神』や、『大陸文化の風習』、『道祖神』など、様々な『石仏・石塔』が見て取れます。読めない文字も趣きが在って良いんだけど、簡単な説明でも在れば有難いですね。