大岡川夢ロードで歴史散策。
大岡川河口護岸 荷揚場の特徴
明治五年に開業した桜木町駅に近接しています。
横浜市役所のそばに位置する歴史的な史跡です。
大岡川夢ロードのウッドデッキ遊歩道に保存されています。
明治時代初期、横浜駅(今の桜木町駅)が陸運の拠点だった。赤レンガや象の鼻附近に貿易船が着き、その荷物を水路で駅の近くに運んだ時の荷揚げ場がこの辺りだったそう。ここの設計にもブラントン氏が係わっていたみたい。
22/8月訪問横浜市役所のそばにある史跡。
明治五年(1872年)に横浜駅(現在の桜木町駅)が開業。陸運輸送の拠点となった。また,当地は河岸となっており,船からの荷揚げを行った様である。規模から言って,小型船を乗り付ける河岸と見られる。周辺の護岸は,イギリス人技師リチャード・H・ブラントンによって,整備されたものとされている。
大岡川にかかる北仲橋と弁天橋の間の両岸にある大岡川夢ロードの右岸側にあります。看板があるだけで目立つ史跡ではないのですが、説明文によると「大岡川河口周辺は明治時代には日本波止場近く、横浜駅舎(現在のJR桜木町駅)は陸運の拠点でもあり、港都の要所として風格ある景観を呈していた。ここに明治初期、英国人技師ブラントンの設計により石積護岸が整備された。この大岡川右岸の護岸には、水運のなごりを残す荷揚場、4ヶ所の階段、北仲橋下流には波返し構造形式をもつ橋台などがあった、大変貴重な施設群である。明治時代の階段、荷揚場といった構造物は、一部補修・復元されたものもあるが、首都圏でここに唯一残されたものであり、ウォーターフロントの先駆的な遺産としても価値のあるものである。」とありました。
| 名前 |
大岡川河口護岸 荷揚場 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[火水木金土日月] 24時間営業 |
| 評価 |
3.5 |
| 住所 |
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辨天橋を渡った新市庁舎の水際は「大岡川夢ロード」と名付けられたウッドデッキの遊歩道があり、そこに「大岡川河口護岸 荷揚場」が保存されています。説明文には『大岡川河口周辺は明治時代には日本波止場に近く、横浜駅舎(現在のJR桜木町駅)は陸運の拠点でもあり、港都の要所として風格ある景観を呈していた。ここに明治初期、英国人技師プラントンの設計により石積護岸が整備された。この大岡川右岸の護岸には、水運形式をもつ橋台などがあった、大変貴重な施設群である。明治時代の階段、荷揚場といった構造物は、一部補修・復元されたものもあるが、首都圏でここに唯一残されたものであり、ウォーターフロントの先駆的な遺産としても価値のあるものである。』と書かれています。