茂田井間の宿から急坂を巡る。
石割坂の特徴
往時の宿場町を思い起こさせる風情ある坂道です。
『旧中山道』の急勾配に挑戦できる魅力的な場所です。
石を砕いて造られた歴史深い坂の名前に由来しています。
茂田井間の宿の西のはずれにある短いけれど急な坂道。確かにこの斜度で土道では歩きづらい。
『茂田井間の宿』の西のはずれ、『芦田宿』へと向かう『旧中山道』はかなり急勾配の坂道になります。途中に在った大きな石を割って道を拡幅したので『石割坂』と名付けられました。舗装路の無かった時代、雨でも降ったら滑って登れなかったのでは?でもその割った跡の『石』の形跡が無いんですけど。現在、宿の南側にはバス路線の通っている県道が開いています。国道142号線バイパスが開く前はこちらが国道でした。古刹『無量寺』の側はかなり平らなのに何故わざわざ急坂を通ったんでしょうか?『宿』で在るからには生活の場として『水』が必要なはずです。川の流れていない『茂田井』では『井戸』が谷間にしか掘れなかったのかも知れません。『旧中山道』を参勤交代に使った事も在る『百万石の加賀藩』最多で4000人規模の行列だったそうです。それだけの人が通過するまで一般庶民は土下座ですよ。あ~やだやだ。
狭くて急な坂道です。
名前の由来は石を砕いて造られた坂だからだそうです。
| 名前 |
石割坂 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
2.8 |
| 住所 |
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良い雰囲気の坂道です。途中に高札場跡がありました。