中山道の歴史感じる三階建て。
角屋の特徴
中山道塩名田宿に位置する木造3階建ての元休茶屋です。
道路へのアクセスを考慮した三階つくりの住宅です。
塩長宿の河原宿と中宿との間にある急坂も魅力的です。
この角屋もそうなのですが、この先に橋がかけられた以降、この家より高い位置に道路が作られるようになり、道路にアクセスしやすいように三階つくりの住宅になったそうですよ。
塩長宿の河原宿と中宿との間には急坂があります。河原宿がある下の河岸段丘と中宿がある上の河岸段丘は、それだけ高低差があるということです。明治以降、ここに架橋され、さらに昭和期には両岸を嵩上げして大きな橋梁が架けられ、道路も土砂を積んで嵩上して建設されました。三階建ての民家はこの段差の斜面を利用するように建設されたとも言われています。その頃にならないと、三階建てを可能にする木造建築技術が開発されなかったからでもあります。こうして、橋と道路の段差と建築技術があいまって、河原宿の旧街道の南側には三階建ての建物がいくつも並んでいたそうです。
| 名前 |
角屋 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
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中山道塩名田宿にある木造3階建ての元休茶屋。