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高徳山 観音寺(かんのんじ) [真言宗豊山派]⚫️本尊・十一面観音上武国道下の小角田西の信号をくぐる。左手に民家が建ち並ぶが、資材置き場の細い道を左折。さらに突き当たりを左折。木々に囲まれながら、淋しく観音寺が建っている。国道354号バイパスがすぐ北を走っている。小角田会館が本堂と棟続きに建っている。本堂はトタン張りの屋根をもつ二間ほどのこぢんまりとした建物。 正面にはサッシのガラス戸が閉まっている。この本堂は大正2年に移築され、昭和39年に再建されている。かつて徳川町の南にあたる利根川の河川敷に小角という場所があったが、その人家を何軒か世良田の北に移し、 現在の小角田の地区にしたという。そのときに、観音寺のお堂があったとも推察されている。観音寺の創建や開基の詳細は不明である、寛政7年(1795)には総持寺の末寺とされていた。本堂の西には、薬師堂がこぢんまりと建つ。正面に中黒紋を描き、サッシの開き戸が付いている。内陣には昔を偲ぶかのように、祭壇が設置されている。その後ろには墓地が広がり、石造の十王像が見受けられる。また、境内の脇には、宝暦7年(1757)や文化元年(1804)などの供養塔、庚申塔など立っており、江戸中期から末期にかけて信仰されていたようすがわかる。《新四国88ヵ所霊場めぐりより》境内は集会所のような建物と並びになっていて、駐車スペースもありました。無住ではありますが、こじんまりとした本堂の手前に線香が上げられた跡がありました。納経は11番の愛染院で頂けます。