スポンサードリンク
画像は著作権で保護されている場合があります。
画像は著作権で保護されている場合があります。
画像は著作権で保護されている場合があります。
画像は著作権で保護されている場合があります。
画像は著作権で保護されている場合があります。
画像は著作権で保護されている場合があります。
| 名前 |
千国街道(塩の道) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
木崎湖の南西岸から稲荷神社の杜まで来た千国街道(塩の道)は、借馬(かりま;「かるま」と呼ぶ地元民もいる)集落を抜けて南南東に向かいます。借馬は鹿島川の東側の分流で、高瀬川ではなく農具川に合流します。鹿島側はものすごい暴れ川で、木崎の南から大町北にかけての広大な扇状地を形成しました。千国街道が通る借馬はこの扇状地でも高台をなしていて、古代から集落と水田が開かれたようです。街道沿いには金山神社、海学院、石仏群など、人びとの信仰の寄り心となるところが続いています。街道は、北大町の南借馬交差点の北側で国道148号に合流し、そこで、分岐したものと見られます。ひとつは、本道で若地王子神社の東脇を通って大町宿――ちょうじやなどがある街集落――に向かいます。もうひとつは、鹿島川の分流でもある農業用水と並行して農具川にいたり、そこを渡って東山山麓を南進することになります。しかし、明治時代以降、とくに昭和期の水田開拓や耕地整備のために、東山山麓にいたる経路は痕跡が失われています。