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パラグライダー体験。タンデム遊覧飛行を体験しに行った。木崎湖の北側に着陸場があり、集合場所にもなっている。今回面倒見てくれるスタッフさん/インストラクターさんもいるが、殆どは趣味としている人たちが10名以上集まっている。皆さんは各自支度をしている様子。この日は曇天で条件が思わしくないらしく、飛べるまで待つかもしれないとのこと。山頂に行って準備をするそうで、少し早いが向かう事になった。ハイエースに6名乗車し、かなりキツイ山道を20分ほど登っていく。道中、御年82歳になるというオヤジさんと会話、現役で飛んでいるとのこと凄いね。山頂に着くと木崎湖が一望できて、この時点で素晴らしい景色。太陽が出ていないと、上昇気流が弱く滞空時間が短くなるそう。条件が整うまで景色を眺めつつ、しばし待機との指示。10分程遊んでいると、レクチャーを行うとのこと。まずは走り方の練習、後ろにパラの負荷があるとの想定。小走りしつつ、足が地面から離れても走り続けろと。何回か練習し、次はハーネス?を背負う。続けてコードを装着、既に飛ぶ準備を始めているらしい。心の準備が出来ていないまま、スタンバイ状態になった。同好会?の皆様が見守る中、走り始めた。崖に向かって走るが、途中で恐怖が勝り足が止まりそうになるが。強引に押し出されるように空へ飛び出した。テイクオフの感覚としては、インストラクターさんにだっこされつつ、早いリフトに乗っている感じ。しかし、スピード感や風の感触は、まさに空を飛んでいる事を実感する。木々が目の前を流れ、眼下には木崎湖が近づいてくる。途中、インストラクターさんがアクロバティックな挙動をしてくれたが、まるでジェットコースターのようだった。着陸は尻で滑るとの事で足を前に出せとの指示。もっと衝撃があるのかと思ったが、滑り台よりソフトな着地。時間にしておよそ10分位? あっという間の出来事だった。今回は天候に恵まれなかったが、もし次の機会があるなら晴天の空を飛んでみたい。