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| 名前 |
馬頭観音 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
北国街道松代通の福島宿横町の北西端の旧街道沿いにある馬頭観音(石像)です。船のような形の石仏を光背型と呼ぶそうですが、そこに騎乗(馬にまたがった)三面四臂――顔が三つあり、腕が四本ある形――の馬頭観世音が彫られています。土台からの高さは2.5メートル近くあります。台座は道標になっています。「右 小布施/中野道」「左 北国街道/不意の渡船/善光寺道」と彫られています。ここは、布野の渡し場に向かう松代通と中島村に向かう道との分岐点です。布野の渡し場で千曲川を小舟で渡って、長沼宿にいたります。斜向かいには街道道標があります。馬にまたがった三面四臂の馬頭観音像は大変に珍しいもので、製作には高い技能が必要です。江戸時代、信州各地では高遠出身の石工がやって来て石仏を彫って回ったそうです。大きさからしても、彫像の技術の高さからしても、相当に費用も高いので、福島宿がそれだけ豊かだったことを表しています。