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長沼津野の正覚寺の南側に小さな墓地があります。これが日蓮宗の栄久山原立寺の跡です。山梨の身延山久遠寺の末寺ということです。原立寺の墓地とも呼ばれているようですが、今ではここに原立寺はありません。創建は1534年(天文年間)で、武田信玄の家臣の原美濃守が仏門に入ってのことですが、開山の祖は日隠上人だとか。はじめは、豊野の石村にあって、寺号は弘法寺で真言宗だったそうです。宗旨を変えた時期や長沼に移った時期はわかりません。長沼藩佐久間家の家臣、岩間家が境内地を寄進したという史料があるので、寺は1616年以降に長沼に来たものと考えられます。明治30年に長野市城山に移転しましたが、その後公園整備のため、妻科に移設されたそうです。