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| 名前 |
寺尾高札 青面金剛立像 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
この庚申塔は青面金剛立像です。江戸期に盛んであった中国の道教由来の庚申信仰の本尊です。庚申講の満願達成などにより道端に建てられる事の多い形態です。庚申は「かのえさる」の事で60日毎に1回めぐってくるこの日の夜に、体内に棲む三尸(さんし)の虫が抜け出て天に上り、天帝にたいして宿主である人間の罪悪を告げる事で寿命を短くされてしまいます。宿主である人間は対策として、その夜は徹夜で眠らないようにして体から三尸の虫が抜け出るのを阻止する庚申待(こうしんまち)が大規模な庚申講に発展していきます。当初は60回の満願達成で道端に文字を刻んだ碑を建てていましたが、その後は道教由来の青面金剛像が建てられていきます。仏教と結び付いた信仰では地蔵菩薩や阿弥陀如来像に変化しています。江戸後期になると満願とは異なる庚申年を記念するものや魔除けとして庚申の日に建てられる例も起きてきます。庚申塔も道標の意味合いがある庚申塚と同様に村外れに建てらたものは道案内の役目もあります。この場所では建功寺への道標とも考えられます。