根岸地蔵の祠で心癒されて。
桃雲寺再興記念碑の特徴
山王三丁目の住宅街にある、根岸地蔵の祠の前に位置します。
記念碑と石塔が併設されている、歴史を感じるスポットです。
静かな環境で、ゆっくりと歴史を堪能できる場所です。
山王三丁目の住宅街を通る細道北側の崖下に根岸地蔵の祠が祀られ、その前に記念碑と石塔があります。石塔には「仙元大菩薩」と彫まれ、裏面に天保三年(1832)三月三日銘が認められます。付近にあった古い寺院が廃寺となり、仏塔や石碑だけが残されたものです。根岸地蔵の左前にある「桃雲寺再興記念碑」には多くの文字が刻まれ、碑文末尾に寛文四年(1664)十一月二十日の建立であることが記載されています。建立から350年以上が経過していますが、殆どの碑文が読み取り可能。桃雲寺は、この地を領有していた旗本の木原氏が村内の古寺を再興して創立した寺院で、明治初年の廃仏毀釈で廃寺となったとのこと。碑文は桃雲寺が再興された経緯を述べたもので、東照大神君(徳川家康)や大猷院殿(徳川家光)の名称が記述され、当時の村の状況が述べられています。江戸時代初期の状況を伝えてくれる貴重な史跡、大切に保存して頂きたいと思います。
| 名前 |
桃雲寺再興記念碑 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3777-1070 |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
|
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で、結局は廃寺になった寺。