霊園の井戸拝所で心をほぐす。
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| 名前 |
撫で井戸(ナディーガー) / 平良樋川(テーラヒージャー) |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
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ウォーキングで巡る那覇の河川・樋川・井戸・湧水その137【那覇市首里大名町1丁目】2021/06/13①場所(首里大名町1丁目 霊園内)●大名町公民館横の道を進み、霊園の中を通って坂を下り、少し道が広くなった左側にある草木で覆われた場所が井戸の拝所。入口は、先程の道が広くなった場所からと、拝所を過ぎて左に曲がった所の2ヵ所である。●この辺りは、西原間切・平良村真地原(ニシバルマギリ・テーラムラマージバル)であった。管轄が、西原間切平良村⇒西原間切末吉村(1906年)⇒首里(1920年)と変遷があり、首里編入の際に、末吉と大名に分離した。●大名は、平良村の屋取で首里士族の移住地である。大正9年に独立したが、町内にある御嶽や村川は平良に関係するものである。那覇市史資料編第二巻中の7、p29②撫で井戸(ナディーガー) / 平良樋川(テーラヒージャー)●下の御嶽の下方、信濃路の裏手にある湧き水。崖下を掘り下げ内側を石積みで固め水汲みのための石敷きの広場を設けています。名前の由来は不明ですが、撫で井戸とは除厄と幸福を願う「ウビーナディー(御水撫で)」に用いる水をとった井戸で、この辺りにあったマキョ(自然村)の使用した井戸と考えられ、平良樋川(テーラヒージャー)とも呼ばれていることから平良村の発祥と関係があると思われます。現在も水が湧き出ており、一帯は静かな丘陵地帯で桜の花が美しく咲きます。③下之御嶽(シムヌウタキ)●大名町公民館横の道を進み、左カーブを曲がってすぐ右側にある拝所。上之御嶽はサントーガー(その132)横の宿道左側の高平良山(タカデーラヤマ)にある。●大名町にある御嶽は旧平良村の御嶽で、所管は平良ノロでした。「琉球国由来記」によると、平良村には二つの御嶽があり、神名は上之御嶽が「コバツカサノ御イベ」、下之御嶽が「マネズカサノ御イベ」と記載されています。※マネとはマーニ(クロツグ:ヤシ科の常緑性低木)をさし、マネズカサとは、マーニの根方に在るオビトを意味するものでこの辺りにあったマキョ村落の祖霊を神として祀った御嶽。※コバとは枇榔(びろう・クバの木:ヤシ科の常緑性低木)をさし、コバツカサとは、クバの木のもとに在る神の意。※ノロ(ノロは神託を人々に宣り示す義で、また他方祈る人。つまり神を祀る人の義もある。)参照:参照:大名町自治会大名界隈歴史さんぽ ガイドブック改訂版大名小学校区生涯学習館参照:鬢頭虜と行く首里の坂道!歴史まーい(HP閉鎖)