戦時中の光景が生きる未完成の壕。
沖縄陸軍病院南風原壕群24号(旧陸軍病院壕跡)の特徴
24号壕の未完成の形状が歴史を物語ります。
戦時中の恐怖や絶望をリアルに体感できる場所です。
目と肌で感じる一筋の光が心に残ります。
24号壊は貫通していない未完成の壕です。当時はしずくがしたたり、中がぬかるんでいました。「ひめゆり学徒隊」70~80人の待機所となってからも、壕の奥では場掘り作業が続き、落盤の危険があったのです。酸素が減ってロウソクの炎が消えそうになると、上着やフロシキ、毛布などをふって空気を入れかえました。1945(昭和20)年4月末には、患者の病室として使用することになりました。現在の 24号場は、幅が床面 1.8m、天井部 1.6m、高さは 1.8mで、壁面には約 90cmおきに坑木を立てた跡があります。中に入って約 32mほぼまっすぐに進み、左に曲がると 4mほどで行き止まりです。しかし、そこから 23号場に下りる幅 1mの細い通路が揺られています。現在の出入り口は、崩れてきた天井の土によって高い位置になっており、本来の出入り口はもう少し前方であったようです。-案内板より-
当時の恐怖や絶望、その中での一筋の光、そんなものを目と肌で感じ取れる場所。初めて訪れた沖縄で、ここに行けてよかったm(_ _)m
| 名前 |
沖縄陸軍病院南風原壕群24号(旧陸軍病院壕跡) |
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| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
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戦時中の光景を想像しました。