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| 名前 |
比嘉春潮顕彰碑 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
|
比嘉春潮は、沖縄の歴史や民俗の研究に大きな足跡をのこした偉大な研究者です。1883年、西原間切(現西原町)翁長で生まれました。沖縄県師範学校を出て小学校長、県庁の役人、新聞記者をしたあと 41歳の時、上京。その間、伊波普猷と出合って沖縄歴史へ の関心を深め、東京では柳田国男のもとで民俗研究に励んで『翁長旧事談』をはじめ郷里西原関係の研究も数多く発表しました。敗戦後は、在京の伊波普猷、仲原善忠らと共に沖縄人連盟の設立、沖縄文化協会の創設にかかわり、郷土沖縄の 復興支援と沖縄研究の基礎づくりに尽力するとともに、自らも農村経済史や文献研究で優れた業績をのこしました。温厚篤実な人柄と謙虚な研究姿勢は多くの人から深く敬愛される一方で、権力におもねることのない硬骨の研究者としても知られ、主著『沖縄の歴史』は、庶民の側から書かれた初めての歴史書とし高く評価されています。1977年逝去、 享年94歲。ここにふるさとを愛した篤学・反骨の研究者・比嘉春潮の遺徳を称え、功績を後世に伝えるためにこの碑を建立します。2006年 3月 31日-碑文より-