対馬の石屋根倉庫を探求!
椎根の石屋根倉庫の特徴
県道24号線から見える独特の石屋根倉庫です。
対馬特有の高床式建築で歴史的価値が高いです。
石屋根倉庫として貴重な建築文化が残されています。
県道24号線から橋を渡ったところに見えます。近くに駐車できるスペースはなかったのですが対岸の道路に少しの間駐めて見学しました。近くには民家や消防施設があり地元の方への配慮が必要です。
いくつか石屋根の倉庫が散見されますが、今も使われていることに驚きました。保存状態の良い石屋根倉庫もあり、重たい石をどうやって持ち上げたのか気になりますね。
石屋根倉庫は板状の石で屋根を葺いた対馬特有の高床式の建築物です。この石屋根は人家では使われず、倉庫で使われる事が主だったそうで、米や麦などの穀物類や衣料、貴重品などが保管されていたそうです。石屋根倉庫は母屋から離れた場所にあり、母屋が火事になっても倉庫に被害が出ないようにしていたそうです。石屋根を葺いている板状の石は、旧美津島町の島山から船や牛を使って運んだそうです。石の組み方は大きい石の上に小さい石を積み重ねただけで、つなぎは一切使われていません。現存する石屋根倉庫は大正時代に作られたものが多いそうです。
県道を走ると緑色の小さな標識が見えますので、そこで橋を渡ります。この倉庫は、高床式であることと屋根が頁岩で葺かれているのが特徴です。外壁は松、柱は椎だそうです。この倉庫はあまり使われている様子がありませんでしたが、近くには現役らしい石屋根もありました。
2019年8月、[東横イン対馬厳原]で2泊しました。厳原港でレンタカーを3日借り、1日目、まず、海の中に鳥居がある[和多都美(わたづみ)神社]に、以後[椎根の石屋根]、南島を廻り、厳原に戻りました。田んぼの中に、ポツンとあります。田んぼの緑と、倉庫の古さがちょうど良いです。【ツシマヤマネコ】、[椎根の石屋根]の北2km程の小茂田地域、県道24号線で見たと思いました。すぐ車を止めましたが、カメラ出す前に路肩に消えました。次の日、[対馬野生生物保護センター](ここから、車で2時間弱)に行き、係員から、『猫です。対馬全体で100匹程度しか居ません。小茂田地域では目撃例ありません。本物を見たいのなら、京都動物園に行ってください。』写真があれば・・・。私は、ツシマヤマネコと思っています。
伝統的な建築物を見れて良かったですが、駐車場がありませんので注意が必要です。実は、空港の所にも同様の建築物があるので、急ぎの方はそちらでも良いかと思います。
銀山で栄えた頃、財産を火事から守るために作った石の蔵。こんなに重い石をどうやって積み上げたのか。船でここまで持ってきた時の生活必需品ってなんだったのかと想像は尽きない。中は3つの部屋になっており鍵はそれぞれの部屋の鍵。開けてもらってどんな作りなのか見てみたい。天井には船の櫓がありました。
偶然所有者の方が来られて、蔵の中を見せてもらったり、独特の鍵の使い方を教えてもらいました。100年前に作られた現役の貯蔵小屋でした😱
10月に行きました。ちょうど稲刈り前の稲穂が黄金で美しかったです。(台風で少し倒れていましたが)対馬南部の観光の際には、厳原からも離れておらず、アクセスもしやすいです。車を停める場所が狭いので、要注意。2台程度まで停められそうでした。
名前 |
椎根の石屋根倉庫 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0920-52-1211 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

道中ぼちぼちと彼岸花が咲いてた稲刈りしたばかりの匂いに…イイねよって星5個25.01.23今日は…暖かいねなんて老人に優しい日だ☀