信仰の井戸、野甫の宝物。
御産土井戸の特徴
御産土井戸は野甫集落の信仰の対象として重要です。
島の南端に位置し、美しい景観が広がっています。
地元の人々に大切にされている歴史的な井戸です。
総合事務局の運営するHPのOkinawan-pealsによると、御産土井戸(ウフマーガー)野甫集落の人たちが昔から大切にしてきた、信仰の対象となっている井戸です。概要野甫集落から南西に外れた場所に、御産土井戸(ウフマーガー)と呼ばれる井戸があります。この井戸は、野甫集落の人たちの生活用水として使われたつるべ様式を残す井戸です。深さ5m近くある掘りぬきの井戸のため、釣瓶を使って水を汲みあげた痕跡があります。潮の干満によって水の味が変わったといわれていて、産井戸としても使われていました。ウフマーガーと読みますが、これは大きな、あるいは立派な井戸という意味です。と説明が有ります。さらに、野甫島は、石灰岩質の土壌のため、井戸水に海水が混じることが多く、住民は飲み水の確保に苦労していました。その中でも、御産土井戸の水は、比較的塩分が少なかったため、大切にされていました。傍らには起源の石碑があり、「1326年11月 尚福王景泰3年申西暦1452年井戸命」と記されています。御産土井戸は、1960年代まで使用されていたと伝わっています。旧暦9月9日の井戸御願の時に、村の役員が井戸周辺の清掃と御願を行っています。言い伝えによれば、体重の軽い子供の腹にロープをくくりつけ、御産土井戸の中に下ろし、壁面についた汚れや苔などを洗い落とす作業をしていたようで、このようなことからも井戸水が大切にされたことをうかがい知ることができます。と書かれていました。地元の人達に拝所としても大切にされているようです。敬意を持って見学しましょうね。
野甫の集落から南西に位置する島のほぼ南端にあります。「御産土井戸」と書いて「うふまーがー」と読みます。野甫島は水の確保が難しい島で、井戸を掘っても石灰岩質の影響で塩分が混じることがおおいそうです。そんな井戸の中でもここは比較的塩分が薄いため、大切に利用されたそうです。井戸はかなり深いです。
| 名前 |
御産土井戸 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0980-46-2001 |
| 営業時間 |
[木金土日月火水] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.9 |
| 住所 |
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草が覆い茂っており近づけませんでした。