古社・意多伎神社で心静まる参拝を。
意多伎神社の特徴
国魂神を祭る古社で、独特の歴史があります。
狛犬が多数見られ、風情ある参道を楽しめます。
三方向からアクセス可能な便利な立地です。
祭神は国魂神(くにたまのかみ)です。国魂神とは、国の御魂の神。国霊。大地の守護神。 また、特定の地に生れ出た神として国生神という場合があります。創建年代は不明です。式内社・意多伎神社に比定されている古社です。出雲国風土記には「意陀支社」が二社あり、その一社目です。大国主大神は、長期に渡って、この意多伎山に御滞在になり、この地で農耕を教え医薬を授け、産業福祉の開発に力を尽し、人々の生活を安定して、平和な秩序ある社会を建設されました。その功績の広大無辺であったところから、大国魂命と尊称して、この意多伎山に斉き祀ったと伝えられています。
マイナーな神社を訪問するのが好きで、今回車を走らせていると、やや古ぼけてはいるものの味のありそうな神社を見つけたので車を止めて参拝してみることにしました。小高い丘の上に境内があり、石の階段を上って行きます。石の階段は所々崩れかけており、歴史を感じることができます。外観からは想定できないほど境内や社屋は立派でした。こういう穴場的なところは大好きです。偶然ですが立ち寄ってみて良かったと思ってます。
狛犬がたくさんいます。神社は合祀などで狛犬が増えたりしますが、この神社は狛犬の数がとても多いです。狛犬の数ランキングで島根ナンバーワンを目指せます。
意多伎神社(おたきじんじゃ)【比定社】意陀支社【祭神】大國魂命 合祀, 大田命、日神荒魂神、倉稲魂命【住所】島根県安来市飯生町679【備考】式内社・意多伎神社に比定平成30年5月9日 参拝令和元年6月17日 参拝。
意多伎神社(おたきじんじゃ)島根県安来市飯生町679参拝するには北側・南側・東側からと3か所から神社に入れます。飯梨川方面から県道102号を東進すると、右手に石の鳥居が見えてきます。手前の道路を右折したところに少し広い場所があり車はそこに止められます。その鳥居から石段を登り林を抜けると本殿の裏に着きますが、石段は所々崩れたところもありますし、道も舗装されてなく暗くて少し不気味です。東側は鳥居から少し進み、最初の道路を右折で行けますが道幅も狭く車を停めれるような場所もありません(自分の見た感じでですが)。南側は鳥居の手前を右折して入って行くと鋭角になりますが、最初の交差点を左折すると神社の近くまで車で行けます。
式内社・意多伎神社に比定されている古社。出雲国風土記に「意陀支社」が二社あるが、その一社目。大国主大神が当地方で人々に産業を教えられた時、長期に渡って、この意多伎山に御滞在になったという。意多伎は「於多倍」であり、「お食べ」。穀物に関する神であるという。今でも田圃の中に「飯盛」という場所があり、保食神を祀っているがそこで、大神自ら飯を炊かれたと伝えられている。また赤崎には牛の森という地があり、大神が耕作に使われた牛の霊を祀る。日假屋山は、大神が耕作の際に休息さえたところという。相殿の御譯神社は、式内社・同社坐御譯神社。出雲国風土記に「意陀支社」が二社あるが、その二社目。「御譯」とは「教え」の意味で、導きの神であるという。明治四十一年、飯生字一位森に鎮座していた一位神社(日神荒魂神)を合祀した。境内社の稲荷神社は、『神国島根』では「食師神社」。『式内社調査報告』では、本社に合祀されていると記されている神社だが出雲国風土記記載の食師社である。その他の境内社は、太田神社、天満宮、日吉神社、愛宕神社。
意多伎神社(おたきじんじゃ)【比定社】意陀支社【祭神】大國魂命 [合祀] 大田命、日神荒魂神、倉稲魂命【住所】島根県安来市飯生町679【備考】式内社・意多伎神社に比定。
| 名前 |
意多伎神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=6350 |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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色々参道がありますが、運転に自信の無い方は北西に1台止められる場所があります。東の参道には古びた灯籠が味を出してます、北西は足下に注意してください。