丹下健三の美を堪能。
香川県庁 東館の特徴
丹下健三設計の美しい昭和建築が魅力です。
国の重要文化財に指定された歴史的な建物です。
高松市の重要な文化的拠点として訪れる価値があります。
綺麗で大きな建物です。休憩スペースや展望台もあります。
丹下健三設計。木造建築をイメージさせる柱と梁を組み合わせたコンクリート建築。重厚で日本風な雰囲気と、開放的で近未来感がある雰囲気が合わさった素敵な建築。受付・クローク・ロビーのベンチやスツールも丹下研究室がデザイン。建築当初から今も変わらず使われています。エレベーターや階段を中央のブースにまとめることで外周は壁がなく自由な平面を作れる【センターコア】という設計です。香川県庁舎のピロティは丹下建築で最も成功したピロティと呼ばれているそうです。通りからのスムーズなアクセスが県民に開かれた空間を作り出している。ピロティの床の石は香川県産。南庭の和を感じる庭園は、昔権力者のためだった庭園を人々に開くことで、人々のための開かれた県庁舎を目的として作られた。屋上には、かつてオープンスペースとして喫茶室があった(今は屋上に行けない)一階は猪熊弦一郎による壁画「和敬清寂」筆で描いたような絵画が壁面にあります。作品はタイルで構成されて、赤と黒でキリッとして和を感じる作品でした。丹下建築の開放的な一階ロビーの様子とマッチしていました。お隣の庁舎の展望台も時間があったらぜひ登って欲しいです。庁舎から三方の景色がよく見え、ベンチもあるのでゆっくり景色を楽しむことができます。
2022年2月9日に国の重要文化財に指定されました。戦後に建てられた庁舎としては全国初らしいです。
香川県庁旧本館及び東館として国の重要文化財に指定されています。丹下健三氏の建築で、1階部分のピロティ(柱で作られた2階床下の外空間)で知られます。
| 名前 |
香川県庁 東館 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
4.8 |
| 住所 |
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丹下健三の昭和建築を堪能しました。