九条の地を通過し、淀から陸路江戸へ向かう。
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| 名前 |
九条島と朝鮮通信使の碑 |
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| ジャンル |
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| 住所 |
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| 評価 |
3.0 |
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釜山を発った朝鮮通信使一行は瀬戸内海を通り川口で下船、九条の地を通過し、淀から陸路江戸へ向かう。あるとき通信使のひとりが病に伏せ、宿泊先の九条の竹林寺で息を引き取ってしまう。家族を思う異郷での無念の死だった。この悲話から碑が建立された。碑は松島公園の一隅に秘かにある。それから時が流れた2019年、朝鮮通信使の歴史はユネスコの「世界の記憶」に登録された。碑は目立たずささやかなものだが、朝鮮通信使の歴史が、この九条の地に残ったのは幸いであった。