八本杉に埋まる伝説の地。
八本杉の特徴
スサノヲノミコトが退治した八岐大蛇の伝説が息づく場所です。
ヤマタノオロチの頭を埋めた跡に植えた八本杉が存在します。
観光客が少なく、静かな住宅街に位置する歴史深い地です。
「雲南市:八本杉」2024年4月にバイクでヤマタノオロチ伝説ゆかりの地を巡った時に立ち寄りました。斐伊神社の西方50mのところに、高さのそろった数本の杉木立ちがあり、かつて、素盞嗚尊(すさのおのみこと)が大蛇退治の後、大蛇の首をはねて土中に埋め、その上に8本の杉の木を植えたといわれている場所です。ちゃんと8つの首の数だけ杉がありました。(現在の杉は、明治初期の洪水の後に植えかえられたものといわれています。)ちなみに、ひとつの考察ではありますが、オロチの正体とは「斐伊川」であり、それを大蛇に見立てて作られた伝説とも言われています。揖斐川は奥出雲から雲南市を通り、島根・鳥取の県境で日本海に注ぎ込む一級河川です。『古事記』では“肥河”とされ、洪水によって大量の土砂をもたらす川であったと考えられています。また八岐大蛇は、たびたび氾濫を繰り返すこの川のイメージであり、素戔嗚尊による“退治”は即ち川の治水であったという説ではないかという訳です。興味深いです。
須佐之男命が、八岐大蛇退治の後、八つの蛇頭を埋めて杉を植えた場所とのことです。松江市の宍道湖北岸、津の森にある大野津神社には、八岐大蛇の角と骨が流れ着いたという伝承があり、角寄(つのより)が地名の由来とされています。斐伊川が氾濫した際に、此の地から流れ出た蛇頭が辿り着いたのか?などと素人ながら古に想いをはせる良い機会となりました。
八本杉 雲南市スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した後、その八つの頭を埋め、その上に八本の杉を植えたと伝えられています。この杉は、長い年月の間、斐伊川の氾濫によって幾度も流失しましたが、その度に補植され、現在の杉は明治6年(1873年)の水害の後に植えられたものといわれています。
ちゃんと八本の杉がありました。立派な大きな杉ではあるものの、杉の大きさと時代が合わないような気がするのは私だけでしょうか?(>人<;)
八本杉伝説の小さな場所です。
ヤマタノオロチの首を8つ埋めて場所。ヤマタノオロチ伝説エリア。
◎退治された八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の頭を埋めた「八本杉」 八本杉とは、スサノヲノミコトが八俣の大蛇を退治し、再び生き返って人々に危害を与えないように八つの頭をこの地に埋め、その上に杉を植えられた場所である。そして、後にその様子スサノヲノミコトになぞらえて 「我たのむ人を恵みの杉を植えて、八重垣かこみ守る末の代」 と詩に詠まれた地である。
ヤマタノオロチの首塚。その杉の根元に切り落とされた8つの首が埋められたという。
住宅街にある伝説の地です。
| 名前 |
八本杉 |
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| ジャンル |
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| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.2 |
| 住所 |
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八本杉、八岐大蛇の伝説の地。静かに訪れて静かに嗜むがよいと思います。