出雲の古墳、迫力の石棺体験。
上塩冶築山古墳の特徴
古墳の石棺が2つもある、隠れた歴史スポットです。
墳丘の直径約46m、出雲最大級の円墳を楽しめます。
懐中電灯を忘れずに、古墳探訪に挑戦してください。
現地は住宅街にあり、説明板のすぐそばのケースに懐中電灯が置かれてあって、石室内に入ることができます。見られるのは外周のごく一部と石室内部のみですが、わりと近くの「出雲弥生の森博物館」で副葬品などが見られますし、古墳の説明もよく理解することができます。個人的に気になるのは、この古墳が(形・規模はともかく)あくまでも平地に造られており、埋葬地点がほぼ地面、人から見下ろされる位置である…というところです。副葬品からかなりの立場にいた方なのはわかりますが、昔から偉人はおおかた見上げて葬られ、もしくは祀られてきたわけで。それがこちらは明らかに足元で、多くの人に見下ろされ、重たい土を背負わされている。地元の者には名士であっても、中央からは評価されず(もしかしたら貶められた?)「下に葬れ」と命令が下ったのかもしれない。文献もないのでそこはハッキリわかりませんが、しかし現実、「偉い人は高い位置に」になっていないので、そこには何か「そうしなければならない」理由・背景があったのでは…と、素人ながら、同市内の他の古墳と比べてみても大いに違和感をもってしまう…ここはそんな古墳です。ともかく古代出雲を追うのに貴重な場所だと思います。
1400年もの昔、一帯を治めた王に思いを馳せます。
すごい迫力。石室入れるのが貴重過ぎる。
石室の入り口しか見えません。この時期でも、ヤブ蚊の集団に襲われますので、準備が不可欠です。
中に入りませんでした。
懐中電灯必須です。入り口は柵で閉まっているので、外から観察ですが、奥が深いので懐中電灯お忘れ無く。
入り口にある解説のパンフを入れてあるケースに、懐中電灯が用意されています。中は真っ暗に近いので、灯りは必須です。
懐中電灯必須です。入り口は柵で閉まっているので、外から観察ですが、奥が深いので懐中電灯お忘れ無く。
墳丘の直径約46m,周りの堀を含めると直径約77mもある出雲最大級の円墳です。横穴式石室は全長約14.6m,高さ2.9mあり,ブロック状の切石を組み上げた精美なものです。内部には,大小の家形石棺2基が置かれています。 県内屈指の質と量を備えた副葬品(冠)や武器・馬具など)が見つかっており,古墳時代後期(約1400年前),今市大念寺古墳(いまいちだいねんじこふん)に続いて造られた権力者の墓と考えられます。出土品は出雲弥生の森博物館に展示されています。
| 名前 |
上塩冶築山古墳 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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石棺が大迫力です。隣接の駐車場から距離も近いです。こんな大規模な遺跡が無料とは。