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名前 |
十二所居館跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.3 |
十二所居館跡(じゅうにしょきょかんあと)★別名 諸井十二所居館・心宗院居館跡所在地 静岡県袋井市諸井452-22築城年 鎌倉時代(13世紀後半)〜戦国時代築城者 不明形 態 居館遺 構 土塁指 定 袋井市指定史跡(1998/1/27指定)訪城日 2022/12/11現在は、心宗院という寺と南側の諸井十二所公園に、またがる土地に広がっていた中世居館跡になります。鎌倉時代(13世紀後半〜14世紀前半)に、第一期居館整備が始まり、室町時代(15世紀後半〜16世紀前半)頃、第二期居館整備。戦国時代(16世紀後半)に第三期築造が成された様です。最終的には、東西85m・南北105mの規模で、内溝と外溝の二条の溝に囲まれた長方形の区画でした。溝の間には、土塁を配し区画の南側中央に外枡形虎口がありました。平成5〜7年に、住宅団地造成に伴う発掘調査が行われ、鎌倉時代の素焼きの山茶碗が大量に見つかったそうです。中国製陶磁器や、滑石製石鍋の破片・製鉄関連の遺物である鉄滓(てっさい)・フイゴの羽口、室町時代以降の内耳鍋等も出土したそうです。北側の心宗院境内に土塁が残っています。