出雲風土記の大井神社で心洗われる。
大井神社 (大井の池)の特徴
風土記に記載された大井社は、由緒ある古社です。
大井の池の水が澱みなく、非常に綺麗になっています。
ホーランエンヤで知られる大井地区の氏神を祀る神社です。
久しぶりに訪れた所、大井の池の水が、澱みなくとても綺麗になっていました。由緒ある神社の評価が、更に高まりそうです。
小さな神社ですが、補修されて綺麗になってます。島根の名水100選の池も有り、近くを通るのであれば参拝されれば・・・
出雲国風土記に大井社と記載のある古社。鳥居横には風土記の昔から現在に至るまで清水を湧出し続けている大井の清水があります。大国主命を含め、七柱を祀ることから大井七社大明神と言われていましたが、明治初期に大井神社と改称されました。訪問時は新嘗祭でちょうど荒神様の御祭りも見ることができてよかったです。感染症禍以降は賑やかなお祭りは手控え傾向でしたが早く元に戻ることを祈らずにはいられません。(縁日の栗饅頭も美味しかったですよ)
出雲風土記に大井社と記された大社造の本殿をもつ大井町の氏神さまです。天照大神を含め七柱を祀っておられ、秋大例祭は10月9日になります。境内には沢山の樹木が植えられており、鎮守の森のような雰囲気で落ち着きますね。令和4年に、倒木で壊れた本殿の屋根を修理されました。新しくなって更に感じの良い御社に見えますよ。
側面二間 背面一間 切妻造妻入り正方形プランでないので大社造系とは分類しないそれよりなんとかして!!
地元の氏神様として大切にされてますね。大井の池は名水にも選ばれてますね。
ホーランエンヤで有名な大井地区の神社。
「大井神社」のある朝酌郷は、出雲国府から隠岐へ向かう官道と、中海と宍道湖を繋ぐ水路が交差する場所にあり、古くから朝酌促戸(あさくみせと)と呼ばれる場所で市が開かれ、大井地区では須惠器が造られていたそうです。この田園は、おそらくは弥生時代から稲作がおこなわれ、また奥に見える山々では、古墳時代から須惠器が造られていた場所なのでしょう。大井神社の鳥居の横に「大井の池」がありました。竹組みの屋根で覆われた「大井の池」の奥からは水が流れ出し、豊かな湧水量であることが分かります。池には藻が群生しており、一見飲用には耐えられない水ではないかと思われますが、水自体はとても透明でおそらくは飲用可能な水ではないかと思われます。しかし、さすがにこの水を飲む人はいないでしょう。湧出点から直接引水し水汲み場を作れば十分飲用可能と思われますが、古くからの姿を変えたくないのかもしれません。ちょうど近くに住む御婦人が参拝に来られていました。おそらくは、毎日の日課なのでしょう。毎日毎日、変わることなくこの神社を参拝しているのでしょう。本殿の裏に回ってみると、「大井龍神社」と名付けられた龍神様が祀られていました。やはりここは、古くから水が豊かに湧き出す場所で、聖地として大切に守られてきた場所なのでしょう。上古の頃より人々はこの水があるがために、ここで暮らしを営み、そしてその営みは現在にまで続いています。昔から変わらない生活をずっと同じ場所で続けていくことが、人にとって幸せなことなのかもしれません。
風土記の頃から この水は使われてたのかな、と想うと なんともありがたい気がしてくる。
名前 |
大井神社 (大井の池) |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0852-22-1920 |
住所 |
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HP |
http://www.jinja-net.jp/jinjacho-shimane/jsearch3shimane.php?jinjya=29577 |
評価 |
4.1 |
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出雲風土記に記載された古社なのに、ググっても大井の池の話しかヒットしません。ネットは便利だけど情報が偏るのがなあ・・・。境内には島根で見られる“わら蛇(荒神)”が見られます。