昔の隠岐島船小屋の趣!
屋那の松原の舟小屋群の特徴
京都の伊根町と同じく舟屋がある、隠岐の島の都万の舟小屋群が魅力的です。
静かな海に揺れる波が心地よく、穏やかな時間が流れる素晴らしいスポットです。
防波堤に自然の石を使い、景観を大事にする昔ながらの佇まいが魅力の舟小屋群です。
船の駐車場港側から見ると綺麗に見えます。船小屋だけ見るとただのトタンの小屋です。駐車場は有りません。トイレも無い。
現在は使われておらず、裏側に回ると板壁が崩れているところが多くありました。小舟も一艘だけ収納されていましたが、かなり経年劣化が散見されました。もしかするとそれほど遠くない将来には、取り壊しなどが行われるかも?そんなことを岸壁から撮影しながら考えていました。ある意味、歴史的な遺構ですので興味のある方は形を保っている間にお訪ねになることをお勧めします。私はホテルをチェックアウトしてから大阪空港へのフライトまで2時間ほどありましたので、ちょっと立ち寄りました。
現役ではなさそうでやや期待値高過ぎましたが、昔の漁村の雰囲気を感じる事が出来ます。目的地としてはやや物足りないですが、道中であれば車を止めて散策する価値はあります。
都万漁港は島後の南西端に位置し『白砂青松百選』に選ばれた屋那の松原に隣接しています。見るからにとてもノスタルジックな隠岐の伝統的な漁村風景ですね。日本海の干満差の小ささに合わせて考え出された建物です。舟小屋は昔ながらの渋い杉皮葺きの平屋。約20棟が海岸で一直線に並んでいます。現在の舟小屋は、民俗資料的価値の高いものを後世に残そうとした関係者の努力によって昭和62年に再現されたものだそうです。今ではもう50年近く経っているので、真裏から間近で拝見するとかなりの経年劣化は否めないですね‥メンテナンスとかされているのでしょうか。これから先も是非遺して頂きたい風景です。
学生の頃ヨット部に所属していました。470サイズの小型艇を数台所有する小さなクラブです。夜間ヨットを海岸に留置しておくと壊されたり、盗まれたりします。危険なので夜は300m程離れた寮の船台で保管します。毎朝浜までヨットを運ぶのが部員の日課でした。浜の近くに収納小屋があればどれだけ便利かなあ、とよく思ったものです。同じことをプロの漁師さんたちも考えたんですね。ここは道具の収納も、場合によったら寝泊りもできそうな舟小屋です。島根県道44号が海岸線に行き当たったところを右の小道に入ると、200mくらいでここにたどり着きます。日も暮れてきたしスルーしようかと思ったのですが、有名どころらしいので寄ってみました。20棟くらいの小屋が横に繋がっています。海側からの景色はなかなか壮観です。まるで潜水艦の秘密基地のような雰囲気で、いい絵になります。しかし道路側から見直すと、多くの小屋は朽ちていました。錆びたトタン板や剥き出しの支柱が歴史を感じさせます。しかしほとんどの小屋はまだ現役のようで、その中には新しい船や釣り具が置かれていました。
京都の伊根町の舟屋はよく知られていますが、隠岐の島にも「舟屋」があるのですね。びっくりしました。ただ、多くは使用されていないとのこと。漁業の厳しさと寂しさを感じました。ただ、その光景は趣があり、旅情を感じました。
伊根も良いけどここも素晴らしい。
静かな海に揺れる波が見ていて気持ちよかったです。
舟小屋は朽ち果ててて内部に入るのは少し危険化な。
| 名前 |
屋那の松原の舟小屋群 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
3.6 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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船が動いているところは見れませんでしたが、昔の隠岐島船小屋の雰囲気を味わうことができました。老朽化が進んでいるので、地震が来たら崩れそうです。