手入れされた由良要塞、歴史の魅力。
佐瀬川高堡塁跡の特徴
由良要塞の一部として位置する、貴重な歴史のスポットです。
紀泉入会解消記念碑近くからのアプローチが特徴的です。
手入れが行き届き、綺麗に残されている遺構が印象的です。
佐瀬川高堡塁跡は由良要塞の一部、和歌山市と岬町の境目ぐらいの山中にあり、紀泉入会解消記念碑のすぐ近くから登口があり20分程登れば辿り着けます。明治36年起工の37年竣工と約120年山中にほぼ放置されているとは思えない綺麗な状態が維持されていて、何より前日の大雨から翌日の快晴で何とも言えない爽やかな気候に、和歌山と思えない南国の密林の様な正にラピュタ感な空間にかなり感動しました。友ヶ島砲台は明治20年代の竣工で煉瓦造りですが、加太地区の加太砲台や男良谷砲台も同じ明治30年代の石積み造りの砲台です。規模は小さいですが比較的行き易く、見応え異空間感が非常に高いです。
規模はそんなに大きくありませんが現在でも、綺麗に残っています。
猿坂峠から『ノボル』とペイントされている場所を登っていきます。途中に『要サイ』と気に刻まれている通りに進むと、砲台跡のようなところに出ます。そこで終わりでは無く、通路のようなスロープを下っていくと弾薬庫や砲弾庫に辿り着きました。友ヶ島のように大きくはありませんが、歴史的建造物がキレイに残っていることに驚きます。この界隈には他にもこのような建造物が現存するようです。ここから備長炭のところへ抜けるのが一苦労でした。
旧陸軍由良要塞西庄堡塁跡。加太や深山は整備されてますが、こちらは人知れずになってます。葛城修験の第二経塚から、炭焼き場と猿坂峠の東側迄山道があります。整備されたら良いハイキングコースになりそう。
手入れしてくれている人ありがとう。
名前 |
佐瀬川高堡塁跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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残り方は マズマズかな?規模は もう少し大きいかと...