笑顔と勇気をもらえる場所。
なのはなファミリーの特徴
笑顔とステージから勇気をもらえる場所です。
14歳からサポートを受けられる、安心の環境です。
面白い小学校の雰囲気を体験できるカルチャースクールです。
私はなのはなファミリーに行く前の4年間、毎日過食嘔吐していました。1日1万カロリーとか当たり前のように過食し、全て嘔吐する繰り返しの日々でした。親が冷蔵庫に自転車用のワイヤーロックを使ってまで食べ物を私から守っていました。なのはなファミリーに行く前は本当にあらゆる治療法に挑戦しました。アメリカの精神科医とカウンセラーの研究の実績による、「最先端」施設で一年間過ごしました。症状は全く消えませんでした。日本では、東京で一番大きい精神病院の閉鎖病棟で6ヶ月過したり、カウンセリング、デイケアなど、さまざまな治療を受けたけれど、症状に変わりなし。当時処方されていた数多くの精神薬も全く効果ありませんでした。停滞した日々があまりにも苦しくて、毎日死にたいと思っていました。自分を苦しめることが止められない。なぜこうなってしまったかわからない。時間が過ぎるにつれ、生きる意味がわからなくなる一方でした。とりあえず症状から避難するために、2019年の夏になのはなファミリーに入所しました。アセスメント見学で他の入所者のお話を聞いて、少し希望を感じたけれど、こんなにしつこい過食嘔吐の衝動が一生消えるとは正直信じていませんでした。しかし、私は2年間なのはなで生活したことによって、症状を消しただけではなく、完全に失われた自尊心や、希望、そして生きる意欲を新しく築き上げることができました。例えば、他の入居者と協力し、畑作業に取り組んだり、コンサートに向けて練習を重ねる過程で、「人と感じる」深い楽しさや達成感を生まれて初めて感じることができました。共同生活に慣れるまで時間かかったけれど、みんなと一緒に活動する日々が続くうち、自分の体型、ステータス、人の評価などにこだわる、「自己中」思考から抜け出すことができました。「心傷を癒すミーティング」では、他の入所者と摂食障害の体験を共有し、自分が病気になった原因を深く理解しました。そしてさらに、摂食障害から離れた未来があることを理性だけではなく、本能的に信じることができました。なのはなファミリーでの活動(音楽、ダンス、農業、スポーツ)は本格的で、入所者は全員真剣に取り組んでいるため、最初は大変だと思う方はたくさんいると思います。私も最初、色んな疑問があったり、大学に戻りたい焦りがあって、帰りたいと思いました。しかし、焦るのをやめて、なのはなの生活の軌道に乗ってから、毎日が飛び切り楽しくなりました。みんなと畑で駆け回ったり、イベントで遊ぶ時間は今まで感じてきた「楽しさ」と次元が違う、深いものでした。生きることって、こんなにも楽しいんだ、生きていてよかったと本当に思えました。なのはなの前に通っていた施設では、「治す人」と「患者」という位置付けと力の差があり、お互い理解しあう空気はありませんでした。良かれと思う医者がいても、私の問題を深く理解できていなかったため、回復に繋がらなかったのだと思います。しかし、なのはなは他と違って、入所者を「治すべき患者」ではなく、「仲間」として受け入れてくれます。スタッフさんも全員摂食障害から回復した卒業生であるため、入所者の気持ちを深く理解しています。理解されているからこそ、変な力関係に甘えず、確実に成長することができました。みんなの経験が重なっているからこそ、お互いを支えながら、確実に回復に向かうことができました。断言できます。世界中を探しても、なのはなのように深く理解してくれる施設は他にありません。私はなのはなのスタッフさんや、小野瀬さん、ゆかりさん、そして他の入居者のおかげで、ずっと苦しんでいた摂食障害から回復することができました。なのはなファミリーから卒業してもうすぐ一年経ちます。今は知り合いが一人もいなかったアメリカのシアトルで大学に通いながらアルバイトをしています。正直なことを言うと、全く慣れていない新しい生活に慣れるまで、たくさん不安があったし、決して楽ではなかったです。しかし、なのはなに行く前のような絶望感は一切ありませんでした。なぜなら、どんなに辛いことがあっても、心の中には希望があって、乗り越える自信があるからです。なのはなファミリーのおかげで、摂食障害の病状に逃げず、自分の人生にちゃんと向き合えるようになりました。どんなに孤独であっても、自分の同じ「仲間」がいるから、いつも勇気付けられています。最近はようやく新しいアメリカ生活の軌道に乗って、日々、たくさん面白さ、楽しさ、幸せを感じています。3年前とと比べて見る世界がまるで違います。なのはなファミリーのおかげで摂食障害の症状が消えただけではなく、世界がもっと優しくて、色鮮やかで、希望に満ちあふれるものになりました。私の体験に少しでも共感できる方は、なのはなファミリーを強くすすめます。
皆さんの、笑顔やステージにいつも勇気と元気をもらっています。ウインターコンサートが楽しみです。
14歳で摂食障害を発症し、17歳のときに入居しました。卒業してから6年(スタッフだった期間を含めると10年)経ちますが、摂食障害を再発することはありませんし、今後も再発することはないだろうと思っています。なのはなに入居していなかったら、私の人生は確実に終わっていただろうな、と思います。なぜなら現在は、摂食障害の最中では希望を持つことやイメージすることすら全くできなかったような明るい人生になっているからです。摂食障害は3歳〜7歳までの間に、摂食障害になる原因となる物事があるため、発症するまでずっと、自分でも知らぬ間に心のなかに大きな爆弾を抱えて生きているようなものです。なのではじめは、回復したときの(心に爆弾を抱えていない状態の)自分というのをイメージすることが出来ず、回復することが怖くもありました。だから今、この投稿がなのはなが気になっているけど回復が怖いという方や、そのご家族の方の参考になれればと思います。なのはなでは、そもそも摂食障害とはどんな病気で、何が原因なのか、ということを〝個〟ではなく、時代の価値観の移り変わりや、周りのみんなとの共通点と共に紐解いていきます。摂食障害の症状の背景にある問題をきちんと理解したうえで、これから自分がどう生きるべきかをきちんと自分のなかに落としこめれば、摂食障害は治ります。それができるのは、周りに一緒に考えてくれる人がいること、そして既に回復して導いてくれるスタッフ(卒業生)とその生き方を体現している代表夫婦がいるからこそだと思っています。社会人になってから、沢山の人と関わり、色んな価値観や考え方にも出会って、ヤキモキすることや落ち込んだり悩んだりすることも当然ありますが、それも引っくるめて楽しいし、自分が思っていた以上に優しくて暖かい人も多くて、世の中捨てたもんじゃないと思っています。正直、これから自分がどう生きるべきかと、自分で導き出した答えに添えてないと感じることも多々あるくらい未熟な卒業生ですが、そんな私でも発症もせず、毎日楽しく前向きに生きています。なのはなには用事があるときくらいしか帰りませんが、いつも本当にみんなが優しく温かく迎えてくれて、私の大好きな場所だし、〝帰る〟場所でもあります。
とても面白い小学校。
| 名前 |
なのはなファミリー |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0868-38-3571 |
| HP | |
| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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高校生の頃に入所しました。食べることが怖くて、太ることが怖くて、色々な拘りや強迫観念に追われてうつ状態になっていた日々。苦しくて、もう生きていたくないと思っていました。なのはなファミリーに入所して症状だけ治れば良いと思っていたけれど、本当に苦しかったのは症状に振り回されていた事だけでは無かったことに気がつきました。症状も落ち着いて、心からのびのびと色々な物事に向かえるようになって、人と関われるようになりました。入所前は、自分のことが嫌いで、誰のことも信じることが出来なくて安心していられる居場所もなく、親からも友達からも嫌われないように機嫌をうかがって取り繕っていたけれど、なのはなファミリーを卒業してから、そのような苦しさも無くなって、人のことを信じられ好きになることができました。卒業してから学校に行き就職しましたが、生きてる限り辛いことにはぶつかります。けれど、心が折れて自己否定に逃げて暗闇の中から抜け出せ無くなることがなく過ごせているのは、なのはなファミリーで過ごした日々があるからだと思います。周りの人の優しさに助けられ、支えられて、笑っていられます。拒食症だった時は、心と身体も散々痛めつけて子供を産めない身体になってしまったけれど、回復して、今は優しい旦那さんがいて、子供も産まれました。私の経験が参考になれば嬉しいです。気になる方は一度足を運んでみてください(^^)