万葉の歴史、因幡を感じる。
因幡万葉歴史館の特徴
因幡万葉歴史館は奈良時代の国庁跡に位置しています。
万葉集編者・大伴家持に関する貴重な展示が魅力的です。
落ち着いた中庭には大伴家持の歌碑があり心が和みます。
毎年2月に旧正月お茶会を催しされて大勢の方が抹茶と珍しいお菓子を召し上がってます。その時に音楽の公演もあり楽しいひと時を過ごされています。
5月2日のGWに伺いました。混んでなく客は私一人でほぼ貸し切り状態。万葉集に関するクイズに答えると缶バッジがもらえる。館内の女性スタッフ二人とも親切でした。
近くには、国庁跡や万葉歌人大伴家持の歌碑など万葉ゆかりの文化財が散在しています。万葉人の暮らしや歴史を知る上で、分かりやすく展示にまとめたこの施設も一緒に巡ると良いと思います。万葉と神話にちなんだ四季折々の植物が鑑賞できる回遊式庭園も美しいです。併設の伝承館というオーブンステージでは傘踊りや朗唱の会などのイベントも定期的に行われています。また、時の塔(入場無料)ではタワーから市内が一望できます。
因幡万葉歴史館は、平成の大合併で鳥取市になりましたが、かつての国府町にある歴史ミュージアムです。 旧国府町は古代から中世にかけての因幡国の中心で、ここに国府がおかれていました。私(大阪府在住)は歴史、特にここ数年は考古・古代史を勉強していて、一眼レフカメラ片手に全国の史跡や博物館を巡っています。鳥取県には 弥生時代の遺跡が多く、また「因幡の白兎」で有名な大国主命(おおくにぬしのみこと)ゆかりの地、さらには万葉集の編纂に携わり因幡の国司として赴任していた大伴家持(おおとものやかもち)ゆかりの地などがあり、これらを4日かけてマイカーで巡りました。ここ因幡万葉歴史館には2022年11月23日に訪ねたのですが、 旧国府町が設立したミュージアムらしく、 梶山古墳(九州以外では珍しい 石室内に彩色壁画のある古墳)や岡益の石堂などの原寸大のレプリカも展示されていて、見応えがありました。また、ミュージアムの名称にもなっている万葉集関連の展示、特に大伴家持についての解説が充実していて勉強になりました。現在は「憶良と家持」という企画展示がなされていて、山上憶良(やまのうえのおくら)と大伴家持さらにその父親である大伴旅人(おおとものたびと)との関係性が分かり易く解説されています。館内は写真撮影が禁止されているので、添付の写真に室内の写真はありませんが、裏庭にあるもみじと人工の滝の景観がとても素晴らしく、しばらくの時間シャッターを切っていました。改めて、この辺りが 因幡の国の中心地であったのだと感慨を深くしました。
たまにはこういうのもいいです。外には十二支の石像が順に輪を描いて並べられています。stone circle。子供に干支を教えるのにいいかも。また表には30mの高さの塔があり、階段で頂上まで上がると104段ですが、降りると105段という不思議を味わえます。その謎は間抜けな理由でしたが。
奈良時代には因幡国の国庁や国分寺・国分尼寺が建立された政治の中心地の史跡を対象とした施設です。万葉集で有名な大伴家持が国司を務めていた時期に読んだ歌繋がりで施設の顔として紹介されています。(蝦夷征討の責任者だったり謀反人として埋葬もされなかった人物です)家持とは対象的に文武天皇に仕えた女官の徳足比売が当時珍しかった火葬後の骨臓器発見ネタで当時の地方支配を紹介されていたり国庁や古墳、民俗などが紹介されていました。隣接のコミュニティセンターの利用者なのか有料施設の伝承館(屋外ステージ)を陣取った花札?トランプ?遊びも見学できました。
展示物は少なめだけど値段も安い。鳥取の歴史を知るには良い場所。
古の鳥取県の歴史を知らされました。万葉集と大伴家持についても。
きっとショボいだろうと思って訪ねましたが、思いの外、珍しい展示や親切、丁寧な気配りもあり、特に庭がナイスでみいってしまいました、紅葉が少し早かったので、もう一度訪ねたいと思っています。
| 名前 |
因幡万葉歴史館 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
0857-26-1780 |
| 営業時間 |
[金土日火水木] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
| HP | |
| 評価 |
3.7 |
| 住所 |
|
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