飯尾寺で味わう神社の美景。
威王山 飯尾寺の特徴
山の上に位置する無人の神社で、神秘的な景観が魅力です。
鎌倉中期に創設され、七百有余年の歴史を誇っています。
武志伊八郎信由による欄間彫刻が一見の価値ありです。
辰年なので、伊八の龍を見に行きました。実に素晴らしかったです。それからネズミを背負っている、とっても可愛いお地蔵さんに会いました。(^○^)
階段からの景色がいいです。
飯尾寺は鎌倉中期の創設とされ、以来七百有余年存続し、廃藩置県等により、領主 飯尾氏持仏堂に本堂を構え現在に至る。【現地案内板より抜粋】茂原街道から日吉誉田線に入り、更に脇道に逸れた先、下部が真新しく改修された山門が現れます。その上、こちらも真新しい階段を登った先に本堂が見えます。車やバイクは、本堂横まで上がれます。駐車スペースは広めにあります。狛犬一対・石灯籠・本堂欄干彫刻・梵鐘が、それぞれ長柄町の指定有形文化財とされております。初代伊八作と言われる本堂欄干彫刻は、ガラス越しに見学できます。中央の龍の欄干彫刻下部、波の部分は行元寺の波の彫刻と同じ作風です。狛犬一対は、漫画の様な表情で非常に愛らしい趣があります。
武志伊八郎信由欄間彫刻 1814年初代 波の伊八 63歳。
名前 |
威王山 飯尾寺 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.4 |
周辺のオススメ

山の上にある無人の神社。駐車場有り。本堂に賽銭用の小窓があり、そこから本堂欄間に飾られている初代伊八の作品が観られます。本堂の欄間彫刻は、安房の名工・武志伊八郎伸由の作。文化11年(1814年)に製作されたと言われています。「波の伊八」と呼ばれ「関東では波を彫るな」と言われるほど、波涛の力強いうねりを現した傑作が多くあります。飯尾寺の欄間は、伊八の晩年の作品で円熟した技巧を十分に発揮しています。欄間の竜は仏法守護の八部衆の一つで特に不動明王を本尊とする寺院の境内などにはその造形が建てられています。昭和51年(1976年)に長柄町の有形文化財に指定されました。