神谷傳兵衛の美しい別荘。
旧神谷伝兵衛稲毛別荘の特徴
美しい外観と共に洋風応接間が魅力的で訪問を誘います。
和室の美しさに感動し、歴史を感じられる空間です。
日本のワイン王・神谷傳兵衛の別荘として訪れる価値があります。
美容院のタブレットで情報誌のweb版を読んでいたところ、稲毛区が紹介されていて、こちらの旧神谷傳兵衛稲毛別荘の写真を見て興味を持ち、お盆休みの真っ只中に夫婦で訪問しました。とても素敵な文化財ですが、この時は私達の他に先客が一組、その後に一人来ていたかな、というくらい空いていました。外観は洋館ですが、二階には和室もあります。ボランティアの管理人さんが親切に見処を説明をしてくれました。一階の玄関横の窓のワイヤーを操作すると地下に収納された網戸が上がって来る様子を見せてくださったり、二階の和室の床の間の欄間に彫られた葡萄が角度によって立体的に見えることなどを教えてくださり、とても興味深く時間をかけてゆっくりと見学させて頂きました。入場無料でこれだけ綺麗に管理をされているのは大変なことと思います。素晴らしい文化財を保存してくださってありがとうございます。これからも多くの人に見学してもらいたいと思いました。
Googleマップの徒歩ルートで進むとたどり着けず、少し迷いました。海龍王祠を目的地に設定すると、きちんと案内されるかと思います。日曜でしたがたまたま貸切状態で、管理人の方がお掃除中にも関わらず、詳しい説明をしてくださいました。当時フレッレ商会で働いていた神谷伝兵衛が体調不良になったときに勧められた赤ワインを飲むと体調が良くなったことがワイン販売のきっかけになったこと。三河の将軍が前にしか進まないとんぼを縁起担ぎにしていたことから、三河出身の伝兵衛も好んでいたこと。当時建物の向かいには海が広がっており、それを座って眺めるために2階の窓辺は広い空間で畳が敷かれていること。また障子も座ったまま開け閉めしやすいように低い位置に手をかける場所があること。などなど。すごく勉強になりました。あまり知られていないと管理人の方がおっしゃっていたのですが、とてもよかったので是非行ってみてほしいです。電気ブランケーキを扱っている近所のお店が日曜定休だったので、可能であれば日曜以外に行くのがおすすめです!
日本のワイン王と呼ばれた神谷傳兵衛さんの別荘だったところです。浅草の神谷バー、電気ブランでおなじみかと思います。大正ロマンを感じさせる建物で、格子窓が滑車と錘を使って自動開閉できたり、欄間の透かし彫りが光を当てると影絵のように映ったり、随所に楽しいしかけもあって、とても見どころのあるところです。なお、隣接する市民ギャラリーは空調設備改修工事のため2023年12月まで閉館中です。
名前 |
旧神谷伝兵衛稲毛別荘 |
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ジャンル |
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電話番号 |
043-248-8723 |
住所 |
〒263-0034 千葉県千葉市稲毛区稲毛1丁目8−35 市民ギャラリー |
HP | |
評価 |
4.3 |
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外観の美しさはさながら、1階の洋風応接間と2階の和室もとても美しかったです。朝早く伺い、お掃除をされていたスタッフの方が建物や神谷氏の背景等お話ししてくださりました。地下のワイナリーは観覧不可とのことです。建物の耐久性等もあり、今後も観られない可能性が高い、とのことです泣ですが、1、2階共に美しすぎて、ここが無料で見られるなんて、とてもありがたいと感じました。また伺います。