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半七捕物帳の作者として有名な岡本綺堂先生のお墓です。捕物帳連作の嚆矢とされる半七捕物帳は、大正6年に博文館の「文芸倶楽部」で連載が始まりました。同誌での中断もあり、昭和9年から昭和12年までは講談社の「講談倶楽部」を中心に、短編68作が発表されました。シャーロック・ホームズに刺激されて探偵小説への興味が起き、自分でも探偵ものを書こうと考えた岡本綺堂先生ですが、西洋の模倣になりやすいので純江戸式で書いた作品が好評となり、そのまま連載物として引き続き執筆されています。今回、調べて知ったことですが、「維新前後」や「修禅寺物語」の代表作を持つ、新歌舞伎を代表する劇作家でした。また、「綺堂物」といった言葉もある程のヒットメーカでした。時代小説の先駆けというイメージがあったので意外でした。