江戸の火を防ぐ霊水の力。
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江戸で大火が発生する度に鎮火のため、大いに役立ったと伝えられている井戸。加賀千代女の歌碑は風化が進んでおり、今はなんとか読むことが出来るのだが近い将来に修繕などが必要だろう。釣瓶は装飾なのだと思うが、こういう演出は個人的にはアリだと思う。
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| 名前 |
朝顔の井戸 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.3 |
| 住所 |
|
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薬王寺の井戸は、大干ばつによる飢饉の折に日蓮聖人によって祈祷された霊水とされており、また、創建以来、四度の江戸大火を免れ、この水をいただいてから火事場に出れば負傷しないといわれる「鎮火の霊水」としても知られているそうです。そのご利益にあやかろうと「俳人 加賀の千代女」が立ち寄った際、釣瓶の縄に朝顔が巻きついているのを目にし、草木もこの霊水の徳をもらえるのかと感銘を受け『朝顔につるべとられてもらい水』の名句を詠んだとされているそうで、井戸の脇には句を刻んだ石碑がありました。現在も、滑車と桶が置かれた井戸がありますが、蓋がされてこちらからは汲めません。脇にある蛇口から水を汲むことになります。ちなみに、四角い井戸の脇には電動井戸ポンプがあり「朝顔の井戸」と同じ水脈からの水が蛇口から出せますので、井戸水は汲めます。