心法寺奥の庚申塔、彫刻の美!
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心法寺の境内に安置されている庚申塔、青面金剛に二鬼、三猿、二馬などが彫られた見事なものです。宝暦2年(1752)の銘がありますが、由緒は不明とのこと。立派な庚申塔です。
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| 名前 |
庚申塔 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 電話番号 |
03-3261-2104 |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
|
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四谷駅から歩いて約3分、心法寺の境内奥にあります。千代田区内に現存する庚申塔は2基のみで、それぞれ区の西端と東端に位置しています。こちらは千代田区の西端で、もうひとつは東端の秋葉原柳森神社にあります。主尊は六臂青面金剛。上方に日月、頂に髑髏、左手に法輪、右手に短い戟、左本手にショケラ、右本手に宝剣、両下手で弓矢。ショケラの衣装が独特でワンピース様です。下方に二鶏、足下に邪鬼。三猿は向かって左から、見ざる、聞かざる、言わざる。向かって右側の猿の前に2枚の葉がついた桃があります。道教研究家の窪徳忠によると、三尸の駆除法には大きく分けて、祈祷法(呪文を唱えたり、まじないをする)、服餌法(利尿剤、健胃剤などの生薬を飲む)、符籙法(道教のお札を身につけたり、飲み込む)など3種類があります。服餌法のひとつとして「桃の葉をついてできた汁一升を服用する」という本草綱目における記述が紹介されていますので、このあたりの話が反映されているのでしょう。また、桃は邪鬼を祓うとされていることでも知られています。「宝暦二壬申年九月吉日」(1752年)