埼京線北戸田駅近くの記念碑!
碑文本地区は、戸田市の西北部、埼京線北戸田駅西方約500mに位置し、東西、南北とも約1kmにわたる区域である。従来この区域は、農耕地帯であり、道路も狭小不規則で、工場・住宅が散在するに過ぎなかったが、その後、東京近郊の立地特性から、高度経済成長の影響を受けて、工場・倉庫等の進出機運が高まってきた。この区域は、昭和45年に市街化区域となり、用途地域が指定され、工業系が約8割を占めることとなり、さらに、同地区は、新大宮バイパスと交差する東京外かく環状道路があることから、道路交通の要衝として位置づけ、整備していくことが必要となってきた。こうした中で、将来に向い、工場・住居の環境に配慮しつつ、道路網・公共下水道・公園及び緑地等を整備し、良好な土地利用の増進を図るため土地区画整理事業を計画し、昭和48年事業に着手した。以来、14年の歳月をかけ、換地処分に伴う登記も完了し、新しく都市基盤の整備された街が誕生した。この間、権利者の御協力、並びに関係各位の御尽力に対し、感謝申し上げ、本地区がますます発展することを祈念して、ここに竣工記念碑を建立し、永く後世にこの意義を伝える。
名前 |
北部第一土地区画整理竣工記念碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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土地区画整理事業の記念碑。謹書は戸田市長斎藤純忠。裏面に昭和四十五年から六十二年な間に、漸次的に田畑を市街地に変えていった旨を刻む。