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駅から650mくらいの利根川堤防に川の流れを見つめる形で建つお地蔵さんです。作られたのは石に刻まれた情報によると慶応三年(1867年)とのこと、台座には「世話人」として3名の名前が刻まれていますが、それらの横に「鮭漁人」と刻まれており、その名前には屋号と思われる名が付いていることから、利根川での鮭漁で財を成した商人と思われる3名が川を見つめる形で建立したものではないかと思われます。このことは「利根川水系の鮭と環境学習」(佐々木牧雄 著)にも書かれております。また同書によると利根川は鮭の自然遡上の南限の川と記されています。治水工事により利根川の流れが直線化し、堤防も作られさらに近年はスーパー堤防となっていますが、きっと昔から利根川の流れを見つめていたのだと思います。