金の鯱と準胝菩薩の魅力。
見龍山 円通寺(庄内三十三観音)の特徴
酒田市麓楯の腰に位置し、国道344号線からアクセス良好です。
本堂はガラス張りで、金の鯱が屋根にある印象的な造りです。
壮観な準胝観世音菩薩の御本尊は、珍しい観音様と評判です。
円通寺(えんつうじ)酒田市麓楯の腰曹洞宗。
国道344号線からちょっと入ったところに有ります。お墓(檀家さん?)がたくさんあります。朱色の仁王様が迫力がありました。また准胝観世音菩薩という余り聞いたことがない観音様でした。仁王様と観音様の組み合わせがちょっと変わっているそうです。宗派が途中で変わったそうです。2022.1022
お世話になっております。
円通寺は庄内三十三観音十一番札所曹洞宗 見龍山・円通寺です御本尊は《準胝観世音菩薩 》本堂の入り口がガラス張りになっており屋根には金の鯱がありました御朱印は本堂でいただきましたなかなか珍しい観音様でした駐車場は広々です。
| 名前 |
見龍山 円通寺(庄内三十三観音) |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0234-64-2163 |
| 営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:00 |
| HP | |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
|
ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
|
周辺のオススメ
見龍山円通寺といい曹洞宗のお寺で御本尊は釈迦牟尼仏になります。お寺の創建は貞観七年(865年)に開かれたのが始まりとされます、当初は観音寺と称した定額寺(官大寺:国分寺に次ぐ寺格)でした。中世に入ると寺の背後の高台に清原氏の後裔を称する来次氏が観音寺城を築き、観音寺も来次氏の菩提寺として庇護され寺運が隆盛したと思われます。慶長五年(1600年)当時の来次氏は上杉景勝に属して関ヶ原の合戦の際に西軍に与して敗北したために戦後は上杉家に従い米沢に移りました。庇護者を失い観音寺は衰微しましたが天和三年(1683年)越前滝沢村出身の大叟禅乗大和尚が山根に巡錫で訪れた際に中興開山しています。寺は寛保二年(1742年)に火災により焼失し寛保三年(1743年)に現在地に再建されています。円通寺の本堂は木造平屋建て入母屋造り桟瓦葺きの平入りになり唐破風向拝付きで外壁は真壁造り白漆喰仕上げの腰壁は縦板張りです。寺門の丸三(三の丸)は来次氏の家紋を賜ったものとされ山門は観音寺城の裏門を移築したものと伝わります。