静かな能舞台、神聖な白山神社。
中尊寺鎮守 白山神社の特徴
中尊寺の奥に位置する白山神社は、神々しい雰囲気があります。
国の重要文化財に指定された能舞台が隣接しており、圧倒されます。
日本各地にある白山神社の一つとして、歴史を感じる場所です。
能の舞台脇に鎮座しています傍には干支のお参りする場所があり自分の干支の所でお参りしてきましたお参りする場所が多すぎて神様喧嘩しません様に笑。
静かにブームっぽい『岩手六芒星』の一角。世界遺産・中尊寺の境内の奥にあるので、たどり着くまでの道のりは遥か。茅の輪をくぐって参拝するのが特徴の神社だが、なんといっても最大の特徴は、重要文化財にも指定されている能舞台。8月には実際にこの舞台で能が披露されているらしい。薪の灯りの中で披露される能を観覧するというまさにタイムスリップしたかのような贅沢な趣向。ポスターを拝見したら、出演者も豪華。一生に一度くらいはそんな贅沢してみたいな〜と思う今日この頃。
中尊寺の敷地で一番奥に位置する場所に鎮座している古社で、由緒によると加賀国一宮の白山比賣神社から勧請したとのことで、御祭神は伊弉諾尊と伊弉冉尊です入口の鳥居の両側には高い杉が立ち、参道も杉並木なので歩いていて気分が良いです参道突き当りが茅葺き屋根の美しい能楽殿で、趣があって素敵です茅葺の舞台と楽屋を鉄板葺の橋掛が繋いで一つの棟を構成していて、日本古代建築の美の真髄を見たという感想です社殿の右手奥には干支ごとに十二の小祠が守護神社としてお祀りされていて、観光客にはこちらも人気のようでした。
くぐり輪が有りました。最近はくぐり輪のくぐり方を覚えたので大丈夫ですが?最初の頃は分からなくて他の神社でくぐらない時もありましたね!
こんな立派な能楽堂が山のてっぺんにあるなんて、中尊寺がお寺だけでなく文化の中心としての役割をになっていたんでしょうか。藤原氏は能を演じ伝える能楽師も抱えて優雅な繁栄をむかえていたんですね。感嘆させられました。
白山神社は、嘉祥3年(850年)、中尊寺を開いた慈覚大師が加賀一之宮である白山神社(現在の石川県の白山本宮)からこの地に勧請したとあります。祭神はイザナギノミコトとイザナミノミコト、夫婦神です。この2柱が御祭神という事は、白山神社のご利益は縁結び・良縁という事になります。現存する能舞台は、1853年(嘉永6年)に旧伊達藩主・伊達慶邦によって再建・寄進されたものです。経済危機下での奉納であったため、当初、鏡板の松は描かれませんでしたが、その後1947年(昭和22年)、能画家の松野奏風により、山内円乗院の老松を写して描かれました。橋掛り、楽屋などを完備した構成の近世能舞台遺構としては東日本で唯一とされ、2003年(平成15年)に国の重要文化財に指定されました。2016年に葺き替えられた茅葺き屋根、歳月に洗い流されたような素木の美しい能舞台が老杉の木立に溶け込む様は風情があります。また、演能の際には舞台の奥まで西日が射し込むため、面や装束が美しく映えて独特の雰囲気を醸します。
能舞台の方に圧倒されて、お社はそれ程拝めず…。
雨の中ぬかるんだ参道を転びそうになりながら一番奥の神社へ参拝。雨の日や前日雨だった場合はサンダル等は避けた方が良いです。
国の重要文化財指定の能楽堂があります。伊達藩主が建てたものだそうで、茅葺き屋根です。とても興味深い造りでした。
| 名前 |
中尊寺鎮守 白山神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 電話番号 |
0191-46-4397 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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2025/8中尊寺にたどり着くまでの坂道を越え、なだらかになったエリアにあります。能の舞台は一見の価値あるかと思います。