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名前 |
多宝塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
天平年中(730年頃)に聖武天皇の后である光明皇后の建造した塔が嚆矢(こうし)です。❰嚆矢:物事の始まり、先駆け❱天和三年(1683年)に楽法寺第十四世尭長上人が三重塔を再建しようとして良材を集めて塔の第二層目まで建設したが病のため再建を果たせず、楽法寺第十五世尭宗上人は先師の遺命を報じて翌貞享元年(1684年)正月に工事を進めて円成しました。ところが不思議にも楽法寺の本堂が震動して御本尊観世音菩薩が自然開帳となり人々が数十日にもわたって集まり建築の費用も集まったといわれています。嘉永六年(1853年)に元盛と暢光両師が協力して十万人講を勧進して三重塔を改めて多宝塔としたのが現在の多宝塔です。