上田城跡で学ぶ鬼門除けの意味。
隅欠の特徴
本丸土塁の鬼門除けが見える遊歩道があります。
上田城跡の貴重な遺構が多く残っています。
鬼門避けの二層の櫓跡が歴史を感じさせます。
本丸土塁の北東部を凹ませて鬼門除けにしたのを、濠上の遊歩道から見ることが出来ます。
本丸の北東側の石垣をわざとへこませて鬼門除けにしているものです。昔から北東の方角は鬼門とされ、鬼や災いが入ってくるとされました。それを避けるために城を作る際にいくつかの鬼門除けを施しました。その方法には以下がありました。・北東の方角に寺社を置く(京都・比叡山延暦寺の例)・不開門(開かずの門)を作る・建物の一部をへこませる。・建物の場合北東の方角に厠を置く。ここでは石垣(真田氏時代は土塁)の一部を切り取ったようにへこませることで鬼門除けにしていました。よく分かる遺構です。
上田城跡に残る貴重な遺構の一つです。鬼門避けのため隅を削り意図的に欠けさせています。
鬼門避けでかつては二層の櫓が2棟ありました。明治廃城で取り壊されましたが、上田市では復元計画があるそうです。楽しみですね😃
勉強になります🧐鬼門除けは重要なことだったんですね〜🤨
ここも見所の一つです。
名前 |
隅欠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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北東の本丸土塁の角がへこんだ造りになっています。鬼門の方位にあたる北東の角をへこませることによって、鬼(災難)が出入りするのを防ぐ意味合いがあったそうです。真田の築いた城だけに、籠城時の軍略的な要素もあったのでは??と思えてきます。