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名前 |
城山遊園記碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
1901年8月に矢沢城の主郭跡に立てられた石碑です。最後の松代藩主で当時伯爵であった真田幸民の篆額、「信州教育の開拓者」と呼ばれ教育県長野の礎を築いた高橋白山の撰文、「日本近代書道の父」と呼ばれる日下部鳴鶴の書という豪華メンバーが携わっている石碑です。白文なので、すらすらとは読めませんが、書かれている内容は意外と平易でわかりやすかったです。また、1世紀以上風雨に曝されている割には、彫りもしっかりとしていて一文字一文字がはっきりと読めます。景色の良い地であること、真田、矢澤、仙石と城主が遷り変わったこと、この古跡を後世に遺していきたいことが書かれていました。矢沢城は、第一次上田合戦で戦場となり、徳川勢から死守した地でありますが、そのことには触れられていませんでした。そのため、長文の割には随分とあっさりとした内容の碑文だなと感じました。