毘沙門沼の記念碑を訪ねて。
大半の人がソフトクリームとソースカツ丼を目当てに訪問するであろう磐梯園において、駐車場の片隅にひっそりと佇む記念碑。裏磐梯は日本赤十字社が初めて「平時災害救護」を行った場所であり、それに伴い設置された記念碑の様だ。文字が消えかけた説明プレートによると、赤十字は戦争時の救護活動を目的に設立された組織だが、1888年の磐梯山噴火時は3名を派遣し日夜を問わず治療活動を展開した。また、これを機に戦争ではない=平時であっても活動範疇に含める事とした。よってこの地を平時災害救護の発祥地とする…といった背景らしい。崇高な活動を称える石碑であり、間違ってもネタにして良い類では無いと思うものの、説明プレートに目を通し、これらの背景を把握してからでなければ「石碑上部の絵が何を示すのか謎」止まりなのが非常に勿体ない、そんな感が強い石碑である。
名前 |
赤十字平時活動記念碑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

毘沙門沼駐車場に鎮座しています。