川中島合戦の歴史を感じる太い樹々の下で。
武田方本陣土塁の特徴
大きな樹木が立ち並び、歴史を感じる場所です。
川中島合戦の歴史に思いを馳せることができます。
四角く取り囲んだ土塁が残る貴重な史跡です。
なんと言うか、いつからそこに立っているのってぶっ太い幹を持つ樹木がいっぱいあって、多分この写真の一番太い木は川中島合戦を静かに見つめてたんだと思う✨
確かに土塁はあるのですが、武田信玄本陣?には疑問が・・・史跡公園の川中島大合戦図の解説板にある現在地と信玄本陣にはかなりの距離があり、山本勘助が討ち死にした勘助宮付近に合戦場と言う地名もあり、その辺りが激戦地のようで、ここ史跡公園は古戦場ではない?ような気もします。ただ大きな首塚が2つあり合戦の後この地で海津城主の高坂弾正が両軍の戦死者を区別無く手厚く葬った場所ではあるようです。土塁遺構はだいぶ低くなってしまってる様ですが八幡社付近に散見されます。
本陣を四角く取り囲んでいた土塁が現存しています。
名前 |
武田方本陣土塁 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.4 |
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周辺にいくつかある川中島合戦の遺構のひとつです。が、土塁には疑問が残ります。長対陣ならば土塁を積み柵を設け逆茂木を引き陣城にするのは分かりますが、この時は信玄としては遭遇戦を狙っていたはずなので、土塁を造成するのに時間と兵士の体力を使うものでしょうか。静かなること林のごとく待機していたはずと思います。が、もしかすると海津城入城から挟撃のための出陣自体が史実ではなく、最初からこの地に信玄は陣を張っていたのかもしれません。今後の研究で新たな説が出るかもしれません。