チカモリ遺跡の歴史に触れる!
チカモリ遺跡の特徴
縄文時代後期の集落跡地が保存された貴重な遺跡です。
板によるストーンヘンジが発見され、圧巻の価値が感じられます。
隣の埋蔵文化材収蔵庫では他地域の出土品も見学可能です。
縄文時代後期の集落跡地が保存された遺跡。住居などが馬蹄型に配置されており、どの住居も集落の中心に向かって入り口があるそうだ。集落の入口は南西側に配置されていて、その南西側の示す先には、北陸の山岳信仰の要となる霊峰白山が鎮座。いくつかあるウッドサークルの中には、青森県の三内丸山遺跡と同様に、6本の柱で構成されるものも再現されている。これも夏至冬至の日の出、日没を指す日時計の機能を持つ配置なのだろうか…。日本神話や日本版アミニズムについて基礎知識を入れて訪れると非常に興味深い発見や気付きが多い場所。
縄文時代の遺跡。栗の木でできた環状木柱列がある。環状木柱列は、能登町の真脇遺跡、富山県の桜町遺跡など北陸のみで見つかっている遺構で、ここチカモリ遺跡ではじめて発掘された。南東側には埋蔵文化財収蔵庫がある。
板によるストーンヘンジが発見された貴重な遺跡です!公園横にトイレと駐車場、そして埋蔵物収蔵館がありますが少し見つけにくい所になっているので、公園をくるっと車で回ってみてください。埋蔵物収蔵館には、実際の縄文時代の刺さっていた板や柱等が水中のプールに保管されています。貴重です!
チカモリ遺跡の名残、痕跡です。
ウッドサークルがあります!縄文人は石のかわりに木材で祭祀場を建造したのです。諏訪の御柱と関係があると考える学者もいます。ああ、ここまで削り出すのはさぞかし、大変な労力だったことでしょう。古代の人々には脱帽します。
この地域で出土した埋蔵物や柱の痕跡から歴史を学べる貴重な公園です。公園としてはよくある芝生の広場とちょっとした遊具のある公園ですが、縄文時代の頃の建物の柱の痕跡をもとに柱を再現したエリアや、歴史が学べる記述がある案内看板が立っています。遊具はブランコ、鉄棒。ボール遊びが充分できる芝生の広場。芝生も管理されており丈が綺麗に切りそろえられていました。屋根付きの休憩所あり。
水中保存された木柱根はホルマリン漬けの標本のようで圧巻。2階の弥生~江戸時代分の出土も相当な個数です。
隣に埋蔵文化材収蔵庫があり、チカモリ遺跡の出土品品以外の市内他地域の出土品も見れる。職員が丁寧に説明して下さいました。ここはあくまで遺跡公園であり、公園内の環状木列は当然再現模型で、発掘場所も正確には異なっているとの事。
チカモリ遺跡凄いし(*´∀`)♪ストーンサークル成らず?ウッドサークル見たいな物ありましたよ(笑)
名前 |
チカモリ遺跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
076-220-2469 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.6 |
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施設が古く、訪れた日は蒸し暑くて非常に不快だった。が、展示されている遺物は一見の価値あり。腐敗防止の液体に漬けられた状態ですが、出土した木柱をそのまま展示して有ります。金沢市埋蔵文化財センターにも展示は有りますが、やはり出土した遺物は出土した現地で見るに限ると思います。