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名前 |
石塔群 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
この場所にある石塔類の建立時期は、ほぼ不明です。(読めない)個人的には、「申田彦大神(猿田彦大神)」の石塔を初めて拝見しました。しかも二基。「猿田彦」様ですので、神道系の石塔ですね。特に、石の表面にレリーフのように刻んだ「刻像塔」(おそらくは)「青面(しょうめん)金剛明王(*)」。でも、この場所の「青面金剛」様はカワイイ。なお、明王様に関する限り、地域ごとに刻まれる方が異なる様子もありますので、注意しようと思います。以下、ここに拝見できるものを書き出してみます。なお、「」は石表面に刻まれている文字の内容ですが、変色・風化で読めないものがありますので、それらは省略します。------(最後列,、右側から)----------・大岩(何かが刻まれています)・石塔「申田彦大神」(小)------(2列目,、右側から)----------・石塔「庚申」・石塔「申田彦大神」(大)------(3列目,、右側から)----------・石塔「庚申」------(4列目,、右側から)----------・石塔「(梵字<不動明王>)庚申供養塔」(延亨三?)------(5列目,、右側から)----------・石塔「南無阿弥陀佛」・石塔「(梵字<阿弥陀如来>)南無阿弥陀佛」・刻像塔(青面金剛明王の像と三猿)(*)・石塔「奉祭 庚申供養塔」・石塔「庚申」・石塔「庚申」・石塔「庚申」・石塔「(梵字<不動明王>)庚申」・石塔「南無阿弥陀佛」(文化年間)・石塔「南無阿弥陀佛」(文化13?)・石塔「庚申」・石塔「庚申」・石塔「庚申」・石塔「庚申」*個人的に、福島県で多く見られる明王像は「降三世明王」と理解していました。おそらく寺院など仏教的な面で刻まれる場合にはそれが多いのだろうと思います。一方、庚申において、「三尸(さんし;道教で人間の体内にいるとされる三匹の虫)」を押さえる神とされ、三猿を従者とするご存在を「青面金剛明王(しょうめん金剛明王)」として祀ることから、おそらく、ここもそうかと思います。(明王と三猿)初見は、(表面の風化が進んでいるため、細かな特徴を識別できず)「降三世明王!」と思いましたが、帰宅後に写真を眺めていたところ、「三猿」に気付き、「青面金剛明王ご一行様だ!」でした。見方が少し進化しました。ありがとうございました。なお、上記「刻像塔」という言葉、耳にするものの、どこまで正式な言葉なのかは判りません。無責任な点をお詫び致します。